ヤコブへの手紙の作品情報・感想・評価・動画配信

『ヤコブへの手紙』に投稿された感想・評価

4.5
このレビューはネタバレを含みます

主人公レイラは終身刑に服する寡黙な女性。
寡黙な所がむしろ良かった。

恩赦で出所し教会の下働きをする事に。
しかし、さびれた教会の牧師ヤコブは盲目。そこでレイラはヤコブに毎日寄せられる手紙を読み、…

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K
-
過去鑑賞(レンタル)
nancy
4.0

北欧の映画はいいなあ。登場人物は3名だけ。盲目の老牧師。終身刑から恩赦を受けた女性。郵便配達人。老牧師の仕事は、悩みの手紙に答えること。盲目だから、読んでもらう人が必要だ。その3人の関係性が終盤で明…

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尊く沁みるお話。年老いた盲目の牧師と元囚人で恩赦を受けた女。身寄りなく秘密を抱えた彼女。手紙を生き甲斐とする牧師。彼女は牧師の元で手紙を読み代筆するうち、わだかまりが溶けてゆく。書く事は贖罪だった。

牧師の元に手紙が来なくなったのは、朗読と代筆が面倒になったレイラが井戸に捨ててしまっていたからだろう。そしてもしかしたら、返事が来ないことで牧師は引退したものと判断されたのかもしれない。郵便配達人す…

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3.7

コンクラーベだかがやたらと話題になってましたが
そもそも宗教とは、この作品のような存在でしたでしょうよ
「私を通して神が言う」そういう、自分が神の代理人であるかのように話す世の中の神父や牧師や指導者…

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leyla
3.9

たった73分で、なんて尊い話なのでしょう。
一切無駄のないシンプルな作りで、だからこそ登場人物の心情が沁みてくる。音楽もピアノで奏でる1曲が幾度か流れるのみ。

フィンランドの田舎の風景、窓に入る光…

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12年ぶりに出所したレイラは署長の勧めで、盲目の牧師ヤコブと住み込みで働くことに。
そんなヤコブ牧師の家に毎日届くのが相談の手紙。
だがレイラはその手紙を読むのが面倒で、密かに捨ててしまっていた。

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Aoyoao
4.7

フィンランドの片田舎を舞台に、わずか75分で綴られた名編。

12年間暮らした刑務所を恩赦で出てきたレイラ
盲目の牧師・ヤコブ
ヤコブの毎日自転車で手紙を届ける郵便屋さん

わずか3人の登場人物。

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私はけっこう好きでした
展開が読めたとしてもこうゆう
感情に訴えかけてくる作品は好きです

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