ポルトガルの戦争史を今まさに戦地へ向かおうとしている兵士達に語らせる自嘲ぶりが凄い。マジでぜーんぶ虚構でしかないし、ショボい天使や悲鳴上げて横切る黒人兵などオーソン・ウェルズみたいな胡散臭さが漂って…
>>続きを読むわけわからん安っぽいハリボテ翼つけた天使がでてきたり、軽そうな砲弾が当たって死んだりしているのになんでオリヴェイラがやると神々しいシーンになるんだろうね。でも、こういう死のあっけなさってむしろリアリ…
>>続きを読む【不寛容なのは監督自身】
オリヴェイラによる反戦映画だが、この監督の抽象的であざとい演出が『永遠の語らい』同様に上滑ってると感じる。ポルトガルの植民地支配否定を謳った、ポスト・コロニアズム映画。
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ポルトガルの戦争の記憶・歴史。戦争と敗北の歴史を壮大なスケールで綴る.:*♬
兵士をひとりひとり映しだすのも、カメラ目線で話すのも良い。歴史に詳しい少尉が語りだし、それを皆が真剣に聞く。『もっと聞き…
武力によって他国を征服する空しさをポルトガルの歴史と現代をシームレスにかけ合わせて語る手法で、歴史映画に慣れてない自分にも入り込みやすかった。
過去の描写は壮大ながら演劇的で戦闘シーンでさえどこか牧…