このレビューはネタバレを含みます
確かに『祇園の姉妹』にも似た真逆とも言える姉妹の姿。モガっぽい思考の妹の溌剌さというか奔放さというか、それは今見ればある種煌めきを見て取れるが、時代背景的な部分、一家の事情も介在するとなると全く異な…
>>続きを読む自宅の一室でレコードで軽音楽を掛けて寝そべる妹の梅園龍子のもとに、着物を身につけた姉の千葉早智子が無表情で立っている。あの無表情の末恐ろしさ。彼女の縁談話のかげで妹がその相手と逢瀬を重ねていた事実を…
>>続きを読むうとうとしながら見てしまった
最後、色んな人が順々に目線をやっていき、床屋の客と理容師が呑気に世間話をする、その日常的な風景にやるせなさにグッッときた
桜の園からインスピレーションを得たと見て、桜の…
成瀬巳喜男監督の観る
老舗の酒屋。妻を亡くした婿
が営むが経営悪化。長女見合
いするが付き添った陽気な次
女が気に入られてしまい
脚本 成瀬巳喜男
床屋の世間話で始まりそれで終わる
誰も幸せに…
経営難に陥った酒屋を営む父親、古風で家族思いの姉と自由奔放な妹の姿を描く。
姉の邦江が身を粉にして働き、店を存続させるために裕福な男との縁談を進めようとする一方、妹は姉の縁談相手と勝手に交際し始め…
成瀬らしい家庭とイデオロギーの話。封建的な姉とモダンな妹の対比が、見合い結婚と恋愛結婚という価値観の相違として描かれているのが成瀬っぽい。
祖父とのやり取りが左右反転した構図であったり、婚約者略奪を…
誰も幸せにならないまま終わるのが辛い
先は観客に委ねるというか…
唯一おじいさんだけが明日は明日の風が吹くみたいな感じで
いきなりこの人が産みのお母さんがと言われても年頃のやんちゃ娘にはキツい話
お…
妹を悪く描くというよりか家族から逃げ他人として接していたことをやめたところで終わることは希望なのではないかと思う。それを傍から見ている床屋と客は傍の家族をただの看板としか見ていないということは自分た…
>>続きを読む自由恋愛と切迫する家計の狭間で揺らぐ定型的な物語のようでいて、家業・大黒柱の父の失墜により文字通り家が崩壊する物語へ移行するのが面白い。姉・家業手伝い忍ぶが父の酒偽装は看過。妹・外で遊びがち我儘モガ…
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