本作何回か観て途中で爆睡する挫折映画の一つです。高倉健がインタビューで降旗監督のベストが本作。高倉健が観てみたら、全く面白くないので降旗監督は変な人だと。久々に見直してヴィシー政権下で製作して、あれ…
>>続きを読む「天井桟敷」と聞くと、まず寺山修司のアングラ劇団のイメージがあって、
詳しくは知らないのですが、禍々しいイメージがあって、
乱歩の屋根裏の散歩者の近縁的な位置づけ?と連想していたのですが、
調べてみ…
カーニバルで出逢い、カーニバルで別れるという構成からして素晴らしい。 第2部はバチストとガランスの二人に焦点を絞っているけど、第1部はルメートルやラスネールなどとの複数の人間模様を見ることができて1…
>>続きを読む[戦時中にこれだけの物を創るとは!]
前半少し辛いが、後半のバイタリティはさすが。
ラスト、ジャン・ルイ・バローのバティストがアルレッティのガランスの名を呼びながら、去られてしまう所、恋の…
男女のすれ違いによる悲劇ですが、周囲の人々を含めた人間模様が実に芯を食った描写で素晴らしかったです。バチストの無言劇もいいんですよ、ずっと観てられます。それらを観ている天井桟敷の人々がタイトルになっ…
>>続きを読むマルセル・カルネ=ジャック・プレヴェールのコンビだと、『霧の波止場』の方が圧倒的に名作だと思う。本作が古典的なメロドラマとして当時も(現在も)評価されたのだとしたら、まさに『天井桟敷の人々』はその古…
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