日本がスクリューボールコメディをやったらこんな感じ?そのかわりもっと風刺的でインテンス。
増村保造だからドロドロな人間ドラマが展開されるんだけど、若尾文子主演作とは違って終始ハイテンポなコメディ調…
ライターかちかちは正直『音楽』のハサミちょきちょきを思い出すのでやめてほしいんだけど、野添ひとみも川口浩もいままで見たなかで最高にかっくいかった(それこそ『くちづけ』以来のかっこよさ)。しかもこの二…
>>続きを読むこれから高度成長期を迎え勢いにのる日本社会の一面。三社が売上を競う商品がキャラメルというのが時代を感じる。メーカーが宣伝をしても小売を接待しないと売上が見込めないシーンは今も昔も変わらない。川口浩野…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
マスコミを操作してのイメージづくりの危うさを描いている点で、
珍しい着眼点の作品だと思います。
そして流行の流行り廃りに翻弄されるサラリーマンの悲劇でもあります。
50年以上も前の作品だが、
…
【会社イノチ🤖】
日本映画界のモダニスト、増村保造の本領が発揮された一作。広告やプロパガンダに踊らされて消費に奔走する大衆のバカさ加減が良く出ている社会風刺映画。
内容は、現代にも通じる貧困層の…