初めて観たのは小学生。このころ高校が舞台の作品って多かったような気がする。その中で特に印象に残っているのが「みゆき」とこの「翔んだカップル」かな。高校生活ってすごく楽しそう!と高校生になるのが待ち遠…
>>続きを読む相米慎二のデビュー作。日活ロマンポルノ時代の名残りを色濃く感じる。高校生のカップルなのに全然爽やかさがなく、倦怠期の夫婦みたいに見える。そこがいい。ほとんど自然光だけで撮ってんじゃないかってくらい暗…
>>続きを読む漫画原作ではあるものの、相米慎二の才気が炸裂した一作。
相米は長回しロングショットが代名詞だが、本作を観て改めて音への繊細な感性と、劇的な転換と遊戯性あふれる演出に驚かされる。それはさながらミュージ…
冒頭は長回しもなくて、初監督作だし相米センスはさすがに控えめ?と思ったらそうでもなかった笑
ラブコメなんだろうけどそんな軽快さはあんまりないというか、生々しい……
圭に耳許で「死ねば?」って言わ…
夭折で醜さと同義語の「円熟期」を回避したかもしれません 相米慎二「翔んだカップル」
一人の映画作家を形容するときにしばしば用いられる「~のような」
ロメールのような ゴダールのような トリュフォ…
柳沢きみおの原作漫画では第一巻こそギャグテイストのラブコメ物ですが、以降物語が進んでいくにつれ登場人物の関係性が軋んでいくダークな展開になっていく訳で、思春期只中の私はすっかりそんな内向的で友情や恋…
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