スキャナー・ダークリーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『スキャナー・ダークリー』に投稿された感想・評価

JiroFujita

JiroFujitaの感想・評価

3.9

2006年当時、実際の映像にアニメのような処理を施した画像に惹かれて観たものの、ストーリーが内向的で難解だった為、挫折した経験あり。

今じっくり観ると、ユニークな画像処理が、ストーリーの根幹に関わ…

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リチャード・リンクレイターの「ウェイキング・ライフ」
CGにペインティングを施した画が非常に印象的な作品だったが、これはその第2弾とも呼べる作品。

ドラッグが蔓延する未来。
その元締め摘発のため、…

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チャモ

チャモの感想・評価

4.3
徹頭徹尾かっこいいし文学のような味わいでたまらなかった 終わりが特に良い

人口の2割が中毒患者となった近未来の麻薬社会を舞台に、自らの容姿を隠蔽して囮捜査をする男の物語。実写の動きを残すアニメーション描写が見事。現実と妄想の間で苦悩しながら、既にヤク中となってしまった主人…

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Kenta

Kentaの感想・評価

2.0
ディックにハマっていたころに見た。一応、どんでん返し系ではある。

GTAみたいな絵柄のアニメ映画。実写をなぞるようにアニメ化してて意味あるの?て思ってたけど、常に別人の表層を映し続けるスクランブルスーツはこの方法だからこそ映画内で浮かずに効果的に見せられたかのかも…

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フィリップKディックが原作なので設定はかなり面白いし、キャストも豪華でアニメ調に加工されたビジュアルも良かった。やや冗長なのとラストが減点か。
映像の面白さも、慣れてしまえば内容の展開の単調さに退屈してしまう。豪華キャストの有り難みは薄れてしまう。原作小説との違いが気にはなるが、映画としては今一つ。
dairinzai

dairinzaiの感想・評価

4.0

犯罪傾向などを示すアルゴリズムによる想定で情報収集する監視社会の恐ろしさを実感。
ただ「物質D」や「スクランブル・スーツ」など独創性はなくはないが、「ウェイキング・ライフ」はもちろん、「アポロ10号…

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ネット

ネットの感想・評価

3.0
幻覚と現実の差異を消すためのアニメーション。全てが等価である。その最たるものがあの百面相マント。誰でもあるがゆえに誰でもない。

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