2006年当時、実際の映像にアニメのような処理を施した画像に惹かれて観たものの、ストーリーが内向的で難解だった為、挫折した経験あり。
今じっくり観ると、ユニークな画像処理が、ストーリーの根幹に関わ…
リチャード・リンクレイターの「ウェイキング・ライフ」
CGにペインティングを施した画が非常に印象的な作品だったが、これはその第2弾とも呼べる作品。
ドラッグが蔓延する未来。
その元締め摘発のため、…
人口の2割が中毒患者となった近未来の麻薬社会を舞台に、自らの容姿を隠蔽して囮捜査をする男の物語。実写の動きを残すアニメーション描写が見事。現実と妄想の間で苦悩しながら、既にヤク中となってしまった主人…
>>続きを読むGTAみたいな絵柄のアニメ映画。実写をなぞるようにアニメ化してて意味あるの?て思ってたけど、常に別人の表層を映し続けるスクランブルスーツはこの方法だからこそ映画内で浮かずに効果的に見せられたかのかも…
>>続きを読む犯罪傾向などを示すアルゴリズムによる想定で情報収集する監視社会の恐ろしさを実感。
ただ「物質D」や「スクランブル・スーツ」など独創性はなくはないが、「ウェイキング・ライフ」はもちろん、「アポロ10号…