1968年につくられた山本薩夫監督作品。灯籠流しの夜、良家の心やさしき三男坊のところに現れた老婆と妙齢のご婦人は……。
牡丹灯籠といえば三遊亭円朝の原作ですからなんたって落語なんですが、もうこれは…
まだ「ホラー映画」なんて言葉がなかった時代の、堂々たる「ホラー映画」ですね。
女の幽霊が夜な夜な訪ねてきて男とまぐわうという、なんの変哲もない(?)怪談話ですが、その幽霊がひたすら不気味で、ふつー…
心優しき旗本の三男が盆の夜に遊女の亡霊に取り憑かれてしまう有名な怪談の映像化作品。江戸の風俗が情緒豊かに描かれ、いい感じの時代劇。後半は主演コンビを小川真由美の脂っこさが食ってます。
2021.2.…
このレビューはネタバレを含みます
新三郎の世話係の夫婦が幽霊に言った「百両くれたらお札はがしたる」。たくましい夫婦の姿に感動した。
最終的に盗賊に殺されちゃう夫婦はオヨネの墓にもたれかかって息絶える。ヒールの死に方として最高すぎる…
日本の正統派怪談🎬です。
落語家三遊亭圓朝の怪談噺『牡丹燈籠』の🎬化です。
過去に映画化、ドラマ化されて誰もが知っている怪談の古典です・・以前から色々と観て来ているつもりでしたがしっかりとスト…
ご一緒に黄泉の国にお連れいたします…
8月は心霊⑩
カランコロンの下駄の音でお馴染みな牡丹燈籠の山本監督版。不条理な武家社会への恨みを根底に、腐りきったこの世を捨て去る「死による抵抗」と、腐った…
「牡丹燈籠」
冒頭、盆の十六日。燈籠流し、お露と下女のお米。武士の娘、易者の白翁堂、非情な社会の仕組の犠牲者、骸骨、悪霊退散、祈願、提灯、子供の列、歌、夜の町並み。今、正統派怪談映画が写し出される…