牡丹燈籠の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『牡丹燈籠』に投稿された感想・評価

東映の『怪談牡丹燈籠』が全然怖くなかったので、怖いものを観たくて鑑賞。

前半は映像も音楽もホラーらしくて良い雰囲気だったが、小川真由美の登場とともにコメディに路線変更。

陽気な左翼山本薩夫監督の卒のない怪談映画の秀作で、吉原遊郭の遊女お露赤座美代子と下女お米大塚道子が、深夜、燈籠を持ってカランコロンと街中に響かせ、灯籠流しで見初めた萩原新三郎本郷功次郎の長屋住まいに…

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途中出場ながら、大したカカア。
卑しく邪だが、それも庶民の性であり、コミカルで憎めない。

 明治時代に一世を風靡したという怪談物語😨日本のホラーの原点とも言うべき「恨めしや~」という人の呪いとか怨みとかおどろおどろしい部分が結構怖い。夜、人が寝静まった丑三つ時?に「カランコロン」という足…

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【寸評】
日本三大怪談と呼ばれる『怪談牡丹燈籠』の映画化した作品。
全体的にレベルが高く、数ある映像化されている作品の中でも比較的にレベルの高い部類に入ると思う。
前半と後半でいっきり作品のテイスト…

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三遊亭円朝の怪談を素材に、依田義賢が脚色、山本薩夫が監督した。旗本の三男坊新三郎と吉原の遊女お露の生死を超えた恋。怪談映画の佳作。
桃龍
3.0

本来の牡丹燈籠は長編で、これはいわゆる短編怪談版のアレンジ。
伴蔵とお峰が出てくるが、続きはないのでラストあっさり…。
足がなくて浮遊しながら移動する特撮はスムーズでよくできている。
60年代にここ…

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志村喬という何かありがたそうな役者を起用して南無妙法蓮華経を言わせまくっているが幽霊に全く対処できず終わるのが珍しい。ありがたそうな雰囲気のみの空虚さ。むしろ効力絶大なのは単なる御札という。御札の万…

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4.0

あぁ〜よい!
話が知りたくて軽く見ようと思ったら、
美しくて哀しくていじらしくって見入ってしまった。
足がなくて滑るように動く幽霊の描き方、熱い。着物の裾だけユラユラ揺れて。
純粋な怪談、魅力的だ。…

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ryu
-

見事な照明。カメラもいい。
冒頭の灯籠を流しにいくところから素晴らしい。暗いシーンの照明が常に良い。
西村晃の顔芸。
小鼓のリズムの面白さ。
小川眞由美の登場と共にしっかり落語。前半の雰囲気から若干…

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