阿賀野川の川べりで生きていく老人たちの悠長だが根を張り逞しく自然と向き合っていく生きざまが監督の優しい眼差しで描かれていて二時間の間映されていく人達がとても愛おしく、まるで自分達が彼らと交流している…
>>続きを読む16ミリフィルム。
そこに生きてる人間の生のやりとり、表情、動きに感動。映画って人間を見るものだったんだ。
生活にカメラが入ることで、カメラがある生活というまた別のリアルな営みが生まれるのだと思…
ようやく観れた。すごいですこれは・・・「暮らし」とか「生活」について言及するの、無印良品みたいで嫌なのですが、
これは暮らしに対する祈りの映画だと心から感じました
水俣病や公害が主役ではない。市民の…
阿賀に生きる住人たちが裁判所みたいなところに送迎されて乗り物(バスというのか小型バスというのかよく分からない)を降りる。その時カメラも一緒に降りて彼らの背後を映すことになるけど、そのさらに前方におそ…
>>続きを読む2回目 2025/9/22 @シネマヴェーラ
日本で一番すごいドキュメンタリー
長谷川さんは鮭を釣り、遠藤さんは船を造る
加藤さん夫婦は言い争う
最後、お別れの挨拶、仲良くなったホストファミリーとお…
すばらしかった。
面白くて可笑しくてホロリとさせられる=そんな日常を丁寧に撮ることで、それを壊してきたものの残酷さがあぶり出しになる。
自分の仕事と生き様に誇りを持ち続けて、見事な年のとり方をした…
信じ難い傑作。小川紳介、土本典昭ら優れたドキュメンタリー作家に共通する「時間」の重要性に佐藤真は処女作から気付いていた。それは単なる年月というだけでなく、一住人としての視座を獲得するための描かれない…
>>続きを読む被写体となる人々の多くが大らかな高齢者でカメラの存在を全く気にしていないため、カメラは確かにそこにあるのにまるでカメラが不在かのような自然体が映されているのが非常に面白い。
その自然な映し方が新潟水…
住み込みという撮影方法のおかけでドキュメンタリー映画としての純度がとてつもない。阿賀野川沿いに住んでいる映画に映る全ての人々が愛おしく、そしてかっこいい。船大工の遠藤さん、先祖代々の田んぼを守り抜く…
>>続きを読むものすごい。新潟水俣病を全面に伝えるのではなく、あくまでもそこに居た人々の日常に溶け込ませて伝えてる。。字幕とか、ナレーション、手書き文字とか視覚的にもいいんだけど、何より3年の住み込みをしてるおか…
>>続きを読む©1992 阿賀に生きる製作委員会