大学の時以来に再見。
人間の色んな面が描かれていて怖い。
個人的には出家という言葉が、現実逃避に使われているようで、
きちんと自分と向き合えていない状況から
宗教という信仰の力を借りて
目を逸らして…
アングラ劇団オウムの残党を描く。広報部の荒木浩に目をつけたのが慧眼すぎる。失調したパフォーマンス。冤罪のくだりと森達也が説教する前後が特に最高。新興宗教施設の廃墟特有のあの匂いが伝わってくる映像もい…
>>続きを読むかつてテレビで見ていた教団とは全く別の姿が見えた。どちらが正しいとかどちらが真実とかではない、どちらも事実。これは、かの教団の話だけにあてはまることではないと気づかされた。
世界は分厚い。光を当て…
色々な世の中を見た…。とりあえず、信仰心てのもものすごい。ひとりひとりはこんなに普通というか身近なそして純粋な人々なんだなぁ。そしてこれを撮れる監督って本当にすごい。率直な話をしてるけど、荒木さんさ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
オウム真理教、荒木広報副部長の人の良さがこの映画から伝わってくる。本当に彼らは悪魔なのか、極悪犯罪人なのか、私にはただただ普通の人に見えた。
一橋大学で女子学生が、オウム真理教の団体ではなく荒木さ…
よくこんなの撮れたな。荒木さんは何か妙に人間味に溢れていて魅力的だった。マインドコントロールって簡単に言うけど実際他人を意のままに従わせるなんてそんなに簡単にはできないだろう。少なくともここに出てく…
>>続きを読む母親との確執がある私は荒木への共感を断ち切ることができなかった。「親への情を断ち切る」という理念がかかげられているということは、荒木のような信者は他にもいたのだろう。今更だが、オウム真理教に入信して…
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