このレビューはネタバレを含みます
オウム真理教広報部の荒木さんに密着したドキュメンタリー
相当、面白い。
凶悪宗教組織の信者側の目線に立つことで、立場が違えば見えるものが違うということ、人は見たいものしかみない。という普遍的なことを…
なんと森達也氏の劇映画が公開されると聞いたので、久々にこれも観たくなって。
十数年ぶりに改めて観ると、物凄い映画だった…。
この距離感で、ここまでしっかり密着できることがすごいし、当時批判の対象でし…
パンをあげていたのでは?水虫ではないのか?森達也さんのドキュメンタリーを勧めてくれた知り合いに感謝。
広報の荒木さんのことを周りの被害者家族でさえ彼には目を覚ましてほしいという気持ちが伝わってくる。…
オウム真理教信者も、それに反発する大衆も、戦後の高度経済成長が終わり「大きな物語」が完全に失墜した90年代の日本における得体の知れない不安感がその根底にあるという点で質的に同じだといえる。自らを「正…
>>続きを読む とにかく傑作。
1995年3月の地下鉄サリン事件。1996年から97年にかけて、森達也監督が教団広報部副部長の荒木浩氏に密着したドキュメンタリー。
荒木浩という一人の青年を追うカメラ。解脱を…
地下鉄サリン事件後のオウム真理教・広報の荒木浩を追ったドキュメンタリー。
もはやドキュメンタリーの枠を飛び越え
一種のエンタメ映画に昇華しちゃってる気がします。本作の白眉ともいえる公安警察に絡まれ…
まずはその情報量の多さと刺激的な内容にまだまだ頭の整理ができていないというのが正直なところ。そしてオウム真理教について知識のない自分にとっては、このドキュメンタリーだけで何かを知った気にならない事が…
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