【第15回ベルリン映画祭 審査員特別賞】
『顔たち、ところどころ』アニエス・ヴァルダ監督作品。ベルリン映画祭では審査員特別賞を受賞、キネマ旬報ベストテンでは第3位に選出された。
ヴァルダと言えば暖…
私は、「なぜ自分は幸せになれないのか」と本気で悩んだことが無いような人間は信頼できないと思っているのだが、そのような、誰もが生きていく上で原動力としている、根源的な問いを持つこと自体に対して、ここま…
>>続きを読む印象派の絵の世界のような光溢れる夏の野でのピクニックから始まり、秋のそれで終わる。その短い期間に、幸せから不幸せになるだけでなく、カーボンコピーされたような幸せに戻るとは、予想できない展開だった。フ…
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