マックス・フォン・シドー追悼。
ペレと言ってもサッカーは全然関係ない移民の映画。
主人公ペレが虐げられるシーンは不快だったが、雄大で美しい場面も多かったからパルムドールとアカデミー賞両方受賞した…
戦時下の差別迫害映画って思い違いしてたからシンプル少年の成長譚と分かった途端安心して観れた
お父さんの息子へのプレゼントの渡し方が暖かいし微笑ましいし可愛いのなんのって
ずっと鬱屈とした雰囲気だけど…
デンマークの作家 マーティン・アナセン・ネクセの原作をビレ・アウグストが監督。19世紀、スウェーデンからデンマークへの移民父子の過酷な生活を描く。貧困、飢え、過酷な労働、階級差、暴力。少年ペレの成長…
>>続きを読む北欧の貧乏暮らしを長々と見せられるも、これがまたつまらない。
「可哀想な暮らしをしている男の子」というレベルを一向に出ないので、はっきり言って何故ここまでの時間を取らなければならなかったのかが謎な…
オルミ監督の「木靴の樹」のような雰囲気を纏う、北欧の情緒的であり過酷な自然風景を映した詩的映像に心奪われた。
ペレ少年の名演、そしてラストのお別れロングショットは何度見ても目頭が熱くなる。これがまた…
まだ幼い息子と年老いた父と。希望を求めて新天地にたどり着いた父子を待っていたのは農園での劣悪な暮らしだった。北欧の四季折々の自然を背景に描かれる人間の営み。生と死。そして、成長と衰え。やることなすこ…
>>続きを読む無力で弱く運にさえ見放された父親と、まだ幼いが聡明で強い意志を持った少年ペレ。理不尽な環境の中でいろいろな人との交流や経験を重ねて成長していく様が頼もしい。父はどこまでも無力な存在だが、ペレに愛情を…
>>続きを読むスウェーデンからデンマークにきた小作人親子の過酷な物語。
頼りない父親。虐められるペレ。
ヨーロッパの悪しき農村の実態。
地主、管理人、小作人たち一人一人個性が光る。
収穫のシーンはミレーの絵画…