カリスマに投稿された感想・評価 - 93ページ目

『カリスマ』に投稿された感想・評価

mira

miraの感想・評価

3.5

役所広司が街から遠く離れ森(自然)に行き着く。そこには森で暮らす者たちが存在し「カリスマ」と呼ばれる木を守る者や、その気が害悪であると主張する者がいる。それぞれがお互いの足を引っ張り合い、自分の意見…

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K

Kの感想・評価

4.7

黒沢清は、一つのシンボルを置いて(『アカルイミライ』のクラゲ、『CURE』のばつ印、『回路』のネット或いは人の影)、それにより人が動く。今作ではそれがカリスマだが、黒沢作品の中でも最も醜く予想外に展…

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だびー

だびーの感想・評価

3.3

「カリスマ」と呼ばれる木を巡るあれこれの後に藪池が辿り着いた世界の法則は、特別な何かを守るわけでもなく、全体を考えるわけでもない。一つ一つのものを生かしたり殺したりする、混沌とした無秩序という名の法…

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3.5

このレビューはネタバレを含みます

暗いシーンの撮り方、使い方がとっても不気味で怖い。すごく不安な気持ちになる。
アノ

アノの感想・評価

4.2

ずっと不穏な空気が流れている。
特に、初代カリスマを撤去したあとの風吹ジュンと洞口依子が家でくつろぐ姿の、今にも崩れそうなのどかさには息を呑んだ。
哲学的内容よりも長回しを平気で耐える強力な画面構築…

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イワシ

イワシの感想・評価

5.0

再見。映画前半で役所広司がものを食べるシーンが結構あるんだけど、生きようとすることと殺すことは同じというこの映画のテーマを思うと、森の木が次々と倒れていくのはカリスマの食事(捕食か? 風吹ジュンは「…

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黒沢監督・役所広司コンビ。これで「cure」に続き2作目である。カリスマと呼ばれる一本の木を巡って、様々な思惑が交錯する。途中でカリスマは燃えてしまうが、藪池(役所)は森全体か一本の特別の木かという…

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雰囲気は嫌いじゃないけど、今の自分には最後まで耐えられませんでした。途中で止めてごめんなさい。
Tyga

Tygaの感想・評価

3.2
なんというかセリフが直接的なのだけれど、そんなに浮いてないのがすごいなと思いました。

メイキングでは風吹ジュンさんの貴重な料理シーンが見れます!

冴えない風景の中にある1本の木、カリスマをめぐるドタバタ劇。

死んだ目の権力のイヌ役所広司が徐々に、不気味にイキイキしはじめる。
『CURE』の再現のように、イヌは高次の存在になる。
「ヤブイケ、…

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