小林薫、今とは打って変わって、しっかりこの時代の俳優。俳優さんも時代に合わせて変わっていける者が生き残るのかね〜
松田優作は演技初めて観たけど、めっちゃ龍平さんみたいでやっぱり親子だな。
丸の内T…
文学作品をそのまま立体的にしたような、行間たっぷりの映画だった。
じっとりねっとり湿度100%で届けられる中に熟成した想いが感じられて、見終わった後でもその粘度がへばりつく。
他の作品では父松田は…
夏目漱石でもこれぞ森田芳光な演出やユーモアにニヤリ。笠智衆は父親役だけど、小林薫など小津作品のような台詞回しや発声もよい。抑えた演技で和洋折衷な着こなしの松田優作は最高にかっこいいし、艶かしくて儚げ…
>>続きを読むすごい、めっちゃ映像が綺麗で斬新でお洒落。全てのややこしいなあ、、っていう人と人同士の想いを、本当に全て言葉で片付けていくのが良かった。変に誰も無理やり突破して行動に移そうとせずに、全部話し合ってい…
>>続きを読むとてもとても美しい。
原作を読んだのはもう10年以上前でお話もよく覚えていなかったけど、
三四郎三部作を読んだ時の感覚だけは残ってて、それをちゃんと表現されてると思った。
「僕は蝶々じゃないんだか…
原作者の夏目漱石と同じ帝国大学英文科卒の高等遊民が、日本の外発的で上滑りな開化(鎖国から一足飛びで西洋の近代化にかぶれたため神経衰弱に陥ってる)を憂う。
だが結論として、脱ニート(脱鎖国)――やむ…