ドロドロの純愛。
感情が入っていないような淡々とした台詞回しの中にフッと漏れ出す詩のような愛の言葉。
松田優作と藤谷美和子の本心のぶつけ合いのシークエンスは落ち着いた雰囲気の長回しだがとんでもない緊…
『家族ゲーム』、『の・ようなもの』とは全く違う方向で尖ってる。1カット1カット凝ってて、一言一言も重い。松田優作の演技力!
ウォンカーウァイと庵野秀明は、この映画を観たのかね?「雨だけ通常再生、人…
公開当時は、あまり体調がよくなかったので、見直したかったという思いのままで38年。見直すというより、初めて観るような新鮮さ。当時はモリタらしくない作品という印象だったが、とんでもない、どこを切っても…
>>続きを読むかつてTV放映をビデオテープに録画し、何度か観ているが、サブスクにあがったので再鑑賞。
呟くように静かに語られる少なめのセリフ・映像の間(ま)と、主人公が歩く姿、橋に集う登場人物の様子、インサート…
初見。
漱石の世界が思いがけない色彩映像で表現されていることに戸惑いすら覚えた。松田、藤谷、小林の迫真の演技で原作にはない緊張感を生む。
俳優の動き、台詞の間(ま)の素晴らしさは素人でもわかる。特に…
文学と恋愛-文豪たちが描いた「恋ごころの情景」@神保町シアター
[家が裕福で大学卒業後も毎日ブラブラしている代助(松田)に大学時代の友人平岡(小林薫)が訪れる。以前好意を寄せていた三千代を平岡に譲…
百合の匂い「そばで嗅いじゃいけない」と言ったあとに、互いに嗅ぎ合うだけのイメージが差し込まれるシーン、エロすぎる
後ろから登場するときに影だけで表現するのとか、夜にラムネを飲んで暗闇のなか静かに光…
恐ろしくまどろっこしいが心配りの行届いた
演出が感じ取れ、原作にではなく監督及び製作陣の仕事に敬意を払いながら最後まで見てしまった、てな感じ。
第一に夏目漱石文学にはどちらかと言えば否定的なので…