冷房が効き過ぎの空席だらけの映画館(京都ロキシー、この映画館も今はない)で、森田芳光健在を確かめた。松田優作が着せ替え人形のようにお洒落な服に身を包み、その暗さの演技もいい。が、漱石の原作はとくに前…
>>続きを読む夏目漱石の世界を森田芳光監督が見事に映像化。
松田優作、藤谷美和子、小林薫、皆良かった。こういう繊細な表現はやはり森田芳光ならでは。ストーリーは単純かもしれないけど、細かい心の描写が素晴らしい。
森…
観たかった映画だった。
文芸映画が好きだと改めて感じた。
美しさを映像化することはこのことだと思った。お金(?)を渡すだけなのに艶やかで情愛を隠すシーンが印象的だった。
着物の着方も話し方も病弱…
久しぶりに本作を見直した。15年ぶりくらいであろうか。
本作は映画館で鑑賞した。1980年代である。当時は監督の森田の全盛期と言えた。実際「それから」までの森田の才気走った一連の作品はいま思っ…
文学作品をそのまま立体的にしたような、行間たっぷりの映画だった。
じっとりねっとり湿度100%で届けられる中に熟成した想いが感じられて、見終わった後でもその粘度がへばりつく。
他の作品では父松田は…
とてもとても美しい。
原作を読んだのはもう10年以上前でお話もよく覚えていなかったけど、
三四郎三部作を読んだ時の感覚だけは残ってて、それをちゃんと表現されてると思った。
「僕は蝶々じゃないんだか…
原作者の夏目漱石と同じ帝国大学英文科卒の高等遊民が、日本の外発的で上滑りな開化(鎖国から一足飛びで西洋の近代化にかぶれたため神経衰弱に陥ってる)を憂う。
だが結論として、脱ニート(脱鎖国)――やむ…
「夏目漱石の原作を映画化」
ともなると、古臭くて堅いイメージしかなく、まだ映画を観るのにツタヤでDVDを借りるしか方法がなかった昔から、そのケースを手に取っては置いてを繰り返し、今にまで至ってしまっ…