格調高き悲恋の物語。エミリー・ブロンテの原作は未読。
荒野を二人で駆け抜けるシークエンスの開放感(レナード・ベルタの撮影とエキゾチックな音楽が相俟って素晴らしい)、亡き父の幻影やグロテスクな夢想、そ…
レナート・ベルタの撮影に加えて有名な『嵐が丘』を比較的忠実に映画化したものということもあり、リヴェットにしてはかなり手堅く撮った劇映画という印象で、俳優の芝居の付け方にしても空間を使った演出が巧み。…
>>続きを読むエミリー・ブロンテ原作。いつか蒲田のアダルトビデオ屋で買ったVHSにて視聴。ファビエンヌ・バーブの儚げな眼差し、その無防備さにグッときてしまう。彼女がビリヤード台の上に身体を横たえるあの完璧にキマっ…
>>続きを読む「嵐が丘」
映画史上、数多くの翻訳がなされてきたエミリーブロンテの嵐が丘をリベットの長編第11作目となることになって、今回DVDで初鑑賞したが面白い。嵐が丘の前半部分の極めて忠実な映画化と言う意味…