前半ほぼ暴走状態の辰巳柳太郎、家族もボコボコ死なせるし、吉岡さんとか関根7段みたいな対等か目上の止め役も居てないのでこれどうするんかと思ってたら最後に一気にしわ寄せが来た。あまりにも粗野で、鬼龍院政…
>>続きを読む先日の早春と同じ年の作品だけど
今作は明治後期から昭和までかけて
1人の男の半生を描いた作品
明治の頃からを描いた昭和中期の作品だから
一般市民の生活の世俗を描いているところ
あとは物語とし…
川島雄三2本目。
面白かった。NHKの朝ドラみたいだった。一人の人間の人生の部分部分を時を追って描いた点では川島の弟子の今村昌平『にっぽん昆虫記』と近いけど、映画としての性質は全然違った。今作は娘と…
面白かった。90分でここまで濃密な映画が作れるんだなあ。他あやんが最期まで南十字星にこだわり続けた事実がロマンチックで感動。出てくる女の人全員、芯があるというか強くてよかった。南田洋子がビンタし返す…
>>続きを読む他の方のレビューで気づかせていただいたというか、すっかり忘れていたことなのですが、このお話ってけっこうハードな境遇で痛ましい話なのですよね。
それを忘れてしまうというか、まったく悲劇的に感じずに、…
織田作之助原作(監督と仲が良かったらしい)。大阪の長屋で暮らす男の人生を明治・大正・昭和を通して描く。
川島雄三にしては珍しく、とてもオーソドックスな内容だと思う。
主人公のターやんは個性が強く…
うーん、この終わり方にはイマイチ納得できないです。己の罪と結局最後まで真に向き合うことなく死んでいくたあやんは、劇中でも言われたようにただ自分が気持ちよくなっていただけじゃないですかね?マニラには行…
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