本当はみんなやるせなくて、寂しくてたまらないんだけど、みんな優しくて温かい
友情と三角関係と迫り来る戦争
ドロドロそうなテーマですが、小津さんの映画のような優しさがあります
富司純子さんが健さん…
プラトニックラブとは何たるかがほんの少し垣間見えるような作品。
個人的には、「ヤクザもの期」を過ぎて「優しいおじさん期」に入った健さんの中で1番好きな作品。
門倉が水田家にやってくる冒頭のシーンとか…
富司純子演ずるたみがお茶目でかわいい。
眠っている二人に豆(?)を飛ばすシーン好き。
しっかし高倉健と坂東英二だったら断然高倉健でしょう…
どう見たって五分ではない…
そらあ富田靖子も高倉健に相談…
原作とちょいちょい違えど、これもまた良い。
原作で想像してた登場人物よりも、みんな少しずつひょうきんだったけど、テレビドラマっぽくてこれまた良い。
でもやっぱり、おでんのシーンは水田でやって欲しか…
NHKのドラマで杉浦直樹がとても良かったのが強く印象にあったが健さんは全然違って何時もの健さんとも違っていて良かった。時代が時代だからプラトニックだけどそれだけに友情と恋愛のやるせなさがなんとも言え…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
高倉健が妻帯者なのがよかった、もし独身だったらかっこよすぎて、浮世離れしすぎて、あの庶民じみた切なさはなかったかも。
めも
喫茶店 恋人がいるやつと握手なんかしないよ
さとこちゃんを見送るシー…