バルタザールどこへ行くのネタバレレビュー・内容・結末

『バルタザールどこへ行く』に投稿されたネタバレ・内容・結末

ドストエフスキーがキリストから神性を払拭し、聖性の体現者としてムイシュキン公爵を描いたとするなら、ブレッソンはムイシュキン公爵から肉体性を削ぎ落とし、バルタザールというロバを創造したと言えるだろう。…

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気高く美しい映画。

ひとつだけ個人的に受け入れられない部分があって、それは動物に過度な神秘性を持たせようとしているところ。ロバは何を見たところで、何も思っちゃないと思う。実際、この映画に出てるロ…

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途中寝て話分からんくなったけどずっと見てても分からんみたいだからいいや だけどブレッソン好きだな ロバ映画 マリー可哀想すぎない? 大量の羊に囲まれて死ぬラスト良い

冒頭、子ロバの黒っぽい胴体に伸びる細い腕。そこから手の表情に気が向くが手の映画ではない。足元を映すショット目立つが人間の足の映画でもない。感情を排した演者。ずぶ濡れのアンヌ・ヴィアゼムスキーの服を乾…

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さっそく壁にぶち当たりました。この映画が何なのかよく分からない。捉えどころがないというか、掴み所がないというか、けれど現前するイメージは自然で凄いとは思う。

主人公がバルタザールであることから…

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傲慢で醜悪な人間達と対比されるように、ブレッソンが最も美しい動物と捉えていたロバの穏やかな瞳が印象的。二人の主人公の末路が残酷すぎる。バルタザールが静かに死んでいく場面……
綺麗とは思いながらもなんかつらくなりすぎるからいやだ。
というかクロソウスキーが俳優やってたの初めて知った。

羊の群れの中で死ぬロバに究極の孤独を見た。
羊の鈴の音が耳について離れない。
人間はクソ。

商人のピエール・クロソウスキーはvittelを瓶詰めしてた。

記録
好き。ラストは居場所のなさを感じてひたすら呆然。

マリーのビンタ1発に対して、ジェラールのビンタ2発て…。
サーカスのところとか、アルノルドが金持ちになってパーティー開いたときジェラールが窓…

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胸が潰れそう...
人間たちの勝手な振る舞いのせいで、振り回されるバルタザールが可哀想すぎて...。

幼少時のマリーと幼馴染みのジャックにバルタザールと名付けられ可愛がられるも引っ越しを機に他の人…

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