姉と弟、姉が夜の街で働いていると知った弟が絶望し…という、超絶鬱展開。『東京暮色』に匹敵の。
でも面白い。田中絹代(めっちゃ若!)から姉の秘密を知って激高する弟の顔に当てられるライティングが突如影を…
苦悩から逃げてしまったら何も解決しないし、誰も幸せにならない。この映画は観終わってもスッキリせず、どよ〜んとした後味の悪さが残る。当時はこういう価値観が主流だったのかもしれない。
小津メーター16…
ほぼ小さな室内で丁寧なカットで繋いでいく。その中で強調されるやかん、時計の音が不穏さを高める。
小津が映画引用してるの初めて見た。
あの異様な電柱、電柱、歩道の横移動ラストシーンの怖さが素晴らしい。…
新音声版を鑑賞。あえて感情を込めない朗読なのは良かった。
時代が合わないだけかもしれないけどジムノペディが安っぽく響いてしまう。
女性の逞しさと男性の弱さみたいなことなのかな、オチは素直に驚いてしま…
こんな短い時間に、サイレント映画なのに
ぎゅっと凝縮されててさすが小津映画!
原作にエルンストシュワルツとか書いてあるけど、本当は存在しない人とか、その辺も面白い。
小津映画といえば、当時の女性が目…
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