新音声版を鑑賞。あえて感情を込めない朗読なのは良かった。
時代が合わないだけかもしれないけどジムノペディが安っぽく響いてしまう。
女性の逞しさと男性の弱さみたいなことなのかな、オチは素直に驚いてしま…
こんな短い時間に、サイレント映画なのに
ぎゅっと凝縮されててさすが小津映画!
原作にエルンストシュワルツとか書いてあるけど、本当は存在しない人とか、その辺も面白い。
小津映画といえば、当時の女性が目…
狭い室内でアクションつなぎで細かくカットを刻む神業。一方で物や無言の風景ショットも雄弁。寒い屋内では会話で漏れる息が白く、ストーブや火鉢の上のヤカンからは湯気がたちのぼる。田中がウレオの消息を電話で…
>>続きを読むマルシアーノは芝居を越えて本当の岡田嘉子を懲罰しているのだと言っていたと記憶するが(間違ってる可能性あり)、そうかな?岡田嘉子の引眉が眉頭部分は平行眉に近くなっていて、眉根を寄せているように見える様…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
小津安二郎作品
かつ戦時中のサイレント邦画
ただ自分が観た版がト書にナレーションがついてしまったが
まあそれはそれで
50分弱と現代の映画としては短尺だが
当時の作品群はどうだったのか
その短…
サイレントながら、ローアングルに切り返しの会話シーンとスタイルは既に小津映画となっている。
ストーリーは「東京の宿」や「東京暮色」以上に悲惨で救いが無い。
岡田嘉子は「東京の宿」より印象に残る好演。…
No.4321
小津現存映画 12/37 (小津映画は全部で54本あるが、現在残っていて見られるのは37本)
現存する小津サイレントの12本目。
小津映画にしては悲劇すぎる。
主演の岡田嘉子…
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