古都憂愁 姉いもうとに投稿された感想・評価 - 2ページ目

『古都憂愁 姉いもうと』に投稿された感想・評価

小

小の感想・評価

3.5

角川シネマ新宿の「大映女優祭」での上映。「座頭市」シリーズや「剣」三部作、「眠狂四郎」シリーズなどが代表作ということは知ってはいたけれど、三隈研次監督作が見たくて鑑賞。

構図とか陰影にこだわった映…

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yuka

yukaの感想・評価

3.7
この姉妹はあんまり魅力的に思えんかったが、映画の構成としても八千草薫が最後に全部持ってくことになってて、まあそれなら許すと思った
撮影なのか、構図なのか、私にはよく分からないけど、画面からかもし出されるすべての雰囲気がよくて、うっとりしながら見た。

「大映女優祭」@角川シネマ新宿
話の軸ほぼ美味しんぼやないか

日本の映画もええもんどすな、と思やしました(イースタン京都弁)。
tao

taoの感想・評価

3.7

なんだろう 全然腑に落ちない展開ばかりで呆気にとられたけど普通に見れてしまった三隅マジック 姉妹の話なのにメインがその仲介人の船越英二と八千草薫っていうのが良い わたしはあの清水寺で姉と妹の婚…

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くずみ

くずみの感想・評価

4.0

京フェチ。家屋と器をなめるようにとらえる。緑と青と情念の赤。姉妹の内面に切り込んでいったら、もっと深い話になったはず。
姉は藤村志保。所作の隙のなさと時折見せる姿のギャップが魅力的。身過ぎ世過ぎにあ…

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Allly

Alllyの感想・評価

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初めて観る三隅研次の映画は、剣でなく女!

京都の老舗料亭を継ぐ姉と妹、いもうとの許婚者、稽古、小説家。
女性たちの所作の美しさと京言葉、ドキッとさせる構図やカラーなどに釘付けになった。(笑顔も言う…

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神

神の感想・評価

4.5
八千草薫。とにかく八千草薫。あんな女性になりたい(足袋走りも含む)。変な爺さんで殺伐とするフィルセンも穏やかな雰囲気でよかった。

物語はひさ子(若柳菊)が姉(藤村志保)や女将(八千草薫)たちのプロフェッショナリズムを称揚し終わる。構築された画面の連鎖にただただ目を奪われていたが、この作品自体も(1人の「作家」によるものではなく…

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依田義賢の脚本、武田千吉郎のキャメラ、そして三隅研次の精緻な演出全てが完璧な恐るべき傑作。プライドが高くて素直じゃない、でもどこか憎めない京女たちのリアリティが抜群。八千草薫が船越英二にからかわれ、…

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