ユンボギの日記に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ユンボギの日記』に投稿された感想・評価

大島渚監督1964年作のドキュメンタリー。
監督が韓国で撮った写真がスライド風に映されてそこに小松方正のナレーションと音楽が付いている。当時の韓国の浮浪児や極貧の少年少女、幼い子どもたち。監督はそれ…

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この時代の大島渚の作品は、本当にキレキレである。

スチル写真とユンボギの日記とナレーションと音楽で構成される、実験的な作品。
ガム売りで生計を立てるユンボギの話は、後年の大島渚監督「少年」に通じる…

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針
3.5

大島渚による短編映画。韓国に暮らすイ・ユンボギという10歳の少年の生活を、スチール写真(静止画)+ナレーションで綴った作品。

フランスのSF映画『ラ・ジュテ』(1962)と似たスタイルだけど、こっ…

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3.5

ユンボギの日記は子どものころ母に読んでもらってずっと忘れられなかった作品。朝鮮語学者で翻訳家の塚本勲先生が日本語に翻訳して紹介した戦争孤児の少年の日記です。
1950年代、朝鮮戦争が終わった直後、5…

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真一
3.5

 1960年当時の韓国社会をモノクロ映像で伝えるドキュメンタリー風の短編映画。健気に生きる極貧少年ユンボギの日記を、ナレーター(小松方正)が朗読します。日記に記された言葉は、大日本帝国が朝鮮半島をか…

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大島渚の短編。

モノクロの静止画とナレーションでストーリーが語られるので、映画というよりは歴史ドキュメントを見ている気になってくる。

若い人は徴兵されるか大学に行って、ユンボギの住む場所には子ど…

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9
3.5
映像は詩的だけどテーマとナレーションがドキュメンタリー。ユンボギ=朝鮮戦争下で生まれた、あるいは子供だった者全てを指すのかもなと。
3.3
「戦場のメリークリスマス」を劇場でみて大島渚の凄さに気づいた。
本作は原作があるのか。
貧しさ、そして幸せは何処へ。大島渚が問うている。
M
4.0
ドキュメンタリーの大島渚は天才だと思う。1995年以降の村上春樹作品を読んだ感想に似たものを感じた。
のす
3.3

韓国の貧しい少年。今日もガム売りをして、食事代を稼ぐ。そうしないと家族は飢え死にしてしまう。逃げた母、病気の父。おとうと、いもうと。映っている少年少女たちは今どうなっているだろう。何度も繰り返される…

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