顔の映画かなあ。ナンニ・モレッティの映画って、人の顔がとても魅力的なのだけど、どこか暗くて不思議な面影があるから。
物語はありきたりといえばありきたりだけど、なんで余韻がこんなにあるんだろう。きっと…
悲劇は突然ふりかかる。
予測などできない。
もしあの時右に行っていたら、もしあの時声をかけていたら。。
人は後悔の生き物ですが、その中で前を向かせてくれるのは家族だったり、人間の温かい気持ちだった…
ずっと観たかった作品。円満な家庭、だが息子が不慮の事故で死に、色んな物事への感じ方が変わってしまう。そして息子が親に話さなかった小さな小さな秘密。
父の家族への接し方、また精神科医であり患者にも慕わ…
このレビューはネタバレを含みます
予備知識皆無で観たので、初めは「死んだ息子の彼女が家に来ることによって息子の死に隠された謎が明らかに!」みたいなミステリなのかな?と勝手に想像してたら全然違ってた。
彼女はいたって普通の子で、新し…
「どのスポーツの音が好き?」なんて娘が食卓で話をしている。そんなさり気ない家族の幸せが、突然消える。
神の決断だろうと受け入れられるわけもなく、もう何もしてあげられないから、満たされる事はないのだけ…
アンドレアが死んでからの描写が素晴らしく、畳みかけるように続くので、完全に引き込まれてしまった。言葉にするのは野暮だけど、彼女からの手紙を読み、息子の服を抱きしめる母親のシーンなんか。一見、よくある…
>>続きを読むBrian Enoの「by the river」をつかった映画のトレーラーがせつなかった記憶。
つられて観たものの、頭パッパラパーの当時は全然よさがわかりませんでした。大人になってみたら違うのかも…