俗に1964年の加賀まりこ、と呼ばれるこの年の「月曜日のユカ」(中平)と並ぶ、伝説の一作(公開も同じ1964年。実際はこちらは1963年製作)。
石原慎太郎の原作を、硬質な、文字通り乾いたタッチで描…
個人的に最高にカッコいい池部良が観れた。池部良って結構まともな役が多いのと「昭和残俠伝」で高倉健に助太刀する感じの印象が強かった。文春の木曜邦画劇場で春日太一が本作を紹介している記事を読んでクライテ…
>>続きを読む「己は何のために生きているのか」
答えのないであろうこの命題からは、自身を在りのまま受け入れるか、さもなくば忘れてしまうかしない限り、自由になれることはない様に思う。
任侠の世界にいながらにして飼…
特にどうってことない話ながらも、虚無の雰囲気が匂い立つ映像。作り方がクールでスタイリッシュ!
池部良が往年の哀川翔のように見えてくるハードボイルド。「64年の加賀まりこ」は可愛いに違いないが、個人的…
喜怒哀楽の喜と楽が欠落した博徒達。開帳シーンに紅一点の加賀まりこ演じる謎の女冴子。冴子に惹かれるムショ帰りの極道村木役の池部良。彼が現れると、そのオーラに周囲が引く間が素晴らしい。
水戸黄門の善人…
和製のフランス映画を観ているようで、心地良かった◎
池部良の誰も信じていない憎むような目つきと、加賀まりこの乾いたパッチリおめめが真逆なので、どちらもインパクトあり。
杉浦直樹は、サングラスも素顔…
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