メモ
いかにも「原作・石原慎太郎」って感じのニヒリスティックなアウトローの物語。全体的にスタイリッシュな作りになっていて、とりわけクライマックスの殺人の場面は美しい。ただこの長さの映画にするには少し…
少女にしか見えない加賀まりこ の経歴としては、20歳そこそこでパリに渡り、トリュフォーやゴダールと交流したのち、金が尽きて帰国した後に公開されたことになるが、松竹は8ヶ月お蔵入りさせ、同時期の日活「…
>>続きを読むいやいやいやそこは誰だったのか教えてくれよ
まぁなんというか昔の映画って感じですね
やっぱり70年代の邦画の転回ってエポックメイキングだったんだなと実感する
池部良は60年代に重用された役者の中では…
村木という男が出所する。絵本引も麻薬も効かない。何者だったのか何故殺されたのかそんなことはどうでもいい。ただ順番だったのさ。しとしと降る雨と夜のネオン。バロックのアリアで掻き消されながら階段を上がる…
>>続きを読む乾いたモノクロ映像美が、心の渇いた男女を見事に描き出す。
タイトルの“渇いた花”とは賭博ゲーム「花札」と謎の女「冴子」を意味するのだろう。また、現代人の満たされることのない「心の渇望」を指している…
夜中の車中は気狂いピエロ、花札賭博は天使の入江の高揚感。
劇中の冴子のように乾いた花になりたくて
みんながみんな浮き足立ってる東京オリンピックの直前にパリに旅立った加賀まりこかっけえ。
スイカ切って…
松竹株式会社