朴正煕時代の韓国の軍事政権や社会情勢と家族の狭間に揺れる理髪師を主軸にブラックユーモアで描く。
風刺を効かせたコミカルさで重くなりすぎず、しかし痛烈に批判する内容。
民衆の視点から見た韓国史が綴られ…
主人公の息子ナガンは、私とほぼ同年代。私が子供の頃の半島は、こんな風だったのか。現代の韓国と比して、隔世の感を押さえられない。
でも、私だって小さい頃、夏はランニングシャツに半ズボンで遊んでいた…
【朴正熙大統領時代の韓国庶民】
韓国映画。
朴正熙大統領時代の韓国(1960~70年代)を舞台に、大統領ご指名の理髪師として勤務した男と、その息子との物語である。
当時の韓国庶民の生き方、そ…
60〜70年代の軍事政権時代を、大統領の専属理髪師という立場の主人公を通して振り返る。ブラックな笑いと人情劇がふんだんに込められたコメディ。とはいえ、バカげたことに子どもがスパイの疑いをかけられて足…
>>続きを読む