このレビューはネタバレを含みます
北野武監督作品の中で唯一刺さった作品。
映像が美しくて、純愛、そして重い。
監督本人から「暴力的」という表現があったようで、確かに暴力的な理不尽さからのバッドエンド。
こういう映画ばかり観ると確実…
北野武監督第10作。
「あの夏、いちばん静かな海。」以来のTHE恋愛ものだが、文楽の「冥土の飛脚」がベースにあるだけあって非常に独特な作品。
3つの恋愛ストーリーのオムニバスとなっているが、どれ…
北野武流の恋愛映画。
これでもかというほどの赤と日本の四季が美しい作品。
他の北野映画とはまた違ったこだわりが至る所に散りばめらているが、らしさもしっかり残っている。
3組の男女の全くバラバラな内容…
松本と佐和子の「つながり乞食」から始まり、親分と良子、次いで温井と春奈、それぞれの愛の形が描かれる。
温井のエピソードはもろに『春琴抄』だけど、もしかして他の2組もなんらかの文学作品がベースになって…
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きれい!!!!
①西島さんの結婚駆け落ち②ヤクザ弁当③アイドル追っかけ
②も③も、求める相手の姿をほんとうには見ていない。自らの作り上げたイメージに執着するばかりで、ありのままの相手と向き合うこと…
【まとめシネマ】#1047
【まとめ】
* 純愛が徐々に汚れていく群像劇
* 三者三様の理不尽な結末
* 辿り着いたのは、愛なのか
本作は、3組の恋愛を描いたラブストーリーの群像劇だが、北野武監…
20年ぶりに鑑賞。文楽てこういうものなのかな。人形から人間を遊ぶスタイル。絵と間で泣かす。ラストシーンの崖の木の枝にぶら下がった人形のような二人の図は覚えてたけど、あれ人形のようになった彼女が最後正…
>>続きを読む美しい。
衣装や四季折々の自然はもちろん、「繋がり乞食」が乗っている黄色い車、地を這う赤い糸(ならぬ紐)などの細部まで、色が鮮やか。北野武はこんな映画も撮れるのか、と驚くばかり。
西島秀俊さんと車…
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印象的すぎるラストシーンの今作を久方ぶりに見てみましたが……誰も何にも報われない悲劇のドミノ倒し感が凄いです😅
社長令嬢との結婚式当日に元々結婚する予定だった女(菅野美穂の基地外演技はホンモノ…