【鑑賞メモ】
奇妙で残酷な、運命のいたずら。
今までに観たキェシロフスキ監督作品の中では、特に質感が冷たい印象だった。全体的に陰影が濃く、光線が青白めなイメージ。
同名かつ同じくポーランドのクシシ…
キェシロフスキ監督作品7作品目。
作家性という言葉で簡単に括るのはいかがなものかと思うけど、根源的な主題のようなものはわりとどの作品にも通底している気がして、作品ごとにそこまで大きく雰囲気が変わるタ…
主人公がザッカーバーグに似すぎてて笑ったのは置いといて...
最初に見せられる過去も未来もバラバラな断片が、奇跡のように結びついていく様が圧巻でした。掴んだ汽車の手すりは初恋の人とイデオロギーへ、…
凄すぎてびっくりした。40年前にマルチバースやってるのえぐい🔥
デカローグのときもキェシロフスキは引き出し多いなあと思ったけど、キューブリック、デビットリンチ、タランティーノあたり影響与えてるだけあ…
このレビューはネタバレを含みます
展開3つともちゃんと色が違って面白かった、、
もしあの時こうしていたら…みたいな人生の分岐を比較する面白み自体ももちろんあるけど、そういう結果的に受け身でもたらされた選択が、その先で必ずある種の生き…
運命と人生を描き続けたクシシュトフ・キェシロフスキ監督の真骨頂とも呼ぶべき傑作。
人生の分岐点は「駅」であった。
主人公がとある列車に乗ろうとした結果から枝分かれする3つの運命が描き出される。
列…
『デカローグ』もそうだが、キエシロフスキは広義の「法」を描いた作品が多いからほんとに面白い。というか、面白いフィクションはたいていある種の「法」との対峙からしか生まれない気もする。
人はある瞬間瞬…
◎ マルチエンディングの先駆けになるのかな、、、最近中日新聞の文化欄で分岐する物語の一例で’ラン・ローラ・ラン'や'うる星やつら ビューティフルドリーマー'が紹介されてたのを見て心に残ってたからタイ…
>>続きを読む「デカローグ」見たさで
キェシロフ「Przypadek」偶然
あの時あの汽車に乗っていたら
あの日にあの人に出逢っていたら
乗るべくして
出会うべくして
ただの偶然というべきなのか
1980年…