大江健三郎の芥川賞受賞作を映画にした作品。第二次世界大戦末期の田舎の村で怪我をした黒人兵士(捕虜)の世話を村全体で世話をする話。
戦争当時の日本の村社会における人間関係や思想等の自己中さは日本特有…
「ファミリーヒストリー」観てたら近藤春菜の実家が本作に使用されたとの事。なんか、きっかけがないと見直さないので数十年ぶりに見直す。黒人兵役は「アメリカの影」に出ていたのかと。大島渚のアンテナにカサヴ…
>>続きを読むちょっと凡ですね。いびつな日本社会を描こうとしていて成功はしてますが、『儀式』のような怖さや存在感はゼロです。三國連太郎演じる長は優柔不断で怖くともなんともないです。それがリアルかもしれませんが、惹…
>>続きを読む骨の髄まで露悪に徹した作品。
蠢く無数の蛆虫を背景にした『飼育』のタイトルバックから、作り手の挑戦的な攻撃の意志を強く感じる。多用される長回しが、何とも言えない厭な間合いをリアルな時間感覚そのままに…
大島渚監督作観る
昭和20年初夏、山中に墜落
した黒人米兵を捕えて飼育し
た古い因習に捕らわれた閉鎖
的な村での出来事を
自分が一番に可愛いという人間の醜い心
が炙り出される部落民。彼らは滑稽で…
4/25
落下傘で着陸して捕まる黒人
物置に閉じ込めてみんなで嫌々世話
少年も世話
黒人に狂女の下半身見せる
黒人と少年たちは話さないけど田んぼに行ったり少し仲良くなる
村で何か起きるとくろんぼの…
大宝、モノクロ、村社会もの
出演者
三國連太郎
小山明子、三原葉子、中村雅子、岸輝子、沢村貞子
山茶花究、浜村純、戸浦六宏、島田屯、加藤嘉、小松方正、ヒュー・ハード
【内容】
村社会や集団心理の負…
シネスコの長回しで捉える複雑な人物たちの動きも面白いし、ロングショットが本当に素晴らしい。男と女の対立、暴力とそれを止める運動、子供たちの粗悪な顔もすごい。戦争の終わり、日本の負け、と同時に死ぬ黒人…
>>続きを読む大島渚プロダクション