敗戦80年の、この年に、『コルチャック先生』を観る意義。
80年経ってまた、なにやらきな臭い雰囲気が漂い始めているように感じる昨今。
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もう、この作品は、ラストの「幻の救済」に尽きるだろう。
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アンジェイ・ワイダの映画、わたしは4作目。やっぱり戦時下にあった事実、そしてポーランドの歴史背景を淡々と伝える素晴らしい監督だと改めて思った。
戦後80年でこの作品を再上映したことにかなり意味がある…
1942年 8月
こどもたちとともに⋯
コルチャック先生が頑なに信念を貫く姿に非常に胸を打たれました。
迫害をする側は、恥ずかしさや後ろめたい気持ちなどないのだろうか。
コルチャック先生の数々の毅…
2025/08/14鑑賞。
「死ぬことは簡単だ。生きることが難しい」
ちょっと場面同士に綺麗な繋がりがなくて、ドラマとしてはつまらなかったかなという印象。
眠かったことも相まって、知らないおっさ…
コルチャックの経営する孤児院にじわじわと迫害の波が迫ってくる様を、コルチャックの逡巡と共に描いてみせた重厚な人間ドラマ。しかし、子供視点の「さよなら子どもたち」の方が、個人的にはラストの喪失感がより…
>>続きを読むImage: Ziegler Film/Renata Pajchel