遠藤周作作品という事で割と偏った捉え方をしてしまう可能性もあるのである程度身構えての鑑賞
こういう映画はフラットに観ないとと思うけどやっぱりきつかったなぁ、、
戦争が起こらない事が何よりだし
19…
“生きた人間を生きたまたま殺す。こんな大それた行為を果たしたあと、俺は生涯くるしむやろか”
問われる神の存在、良心、罪悪感。
原作を15年ぶりくらいに再読して鑑賞。
医学生の勝呂、戸田、看護婦の…
Nujabesがサンプリングしそうな甘くミニマルなピアノが目白押し。
原作を読んだのは10代の頃。遠藤周作の著作では最も好きな作品だ。
「神なき日本人の罪意識」をテーマに、群像劇が日本人の倫理観を…
役者の演技みんな良かった やっぱり田村高廣と成田三樹夫 渡辺謙の眼と虚しさも奥田瑛二の苦悩と「執着」も良かった
白い巨塔の雰囲気も少し感じる ので里見を演じた田村高廣がこの役を…と
手術シーンのリア…
奥田瑛二が1人歩く砂浜と海の美しさ。手術室の床を満たす水の揺らめき。滲むガーゼの血。『帝銀事件』の時も同じことを思ったが熊井啓監督の映画に出てくる小道具や美術にはそこしれぬ色気と殺気に満ち溢れている…
>>続きを読む社会派の熊井啓監督が、遠藤周作原作の九州大学生体解剖事件の顛末を克明に描いた問題作。アメリカ🇺🇸陸軍航空軍第314爆撃団のB-29、55機が九州に飛来し、大村飛行場を飛び立った紫電改30機の迎撃で2…
>>続きを読む【映像ホール・シネラ 資料より】
遠藤周作の同名小説の映画化だが、原作は1945年九州大学医学部で実際に行われたB-29爆撃機搭乗員で捕虜となった米兵の生体解剖事件を元にしている。映画はこの解剖事件…