海と毒薬の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『海と毒薬』に投稿された感想・評価

医学部を志した高校2年の春に観た。トレンディドラマでフェロモンを撒き散らしていた奥田瑛二の重厚な立ち振る舞いに驚いた。
モノクロの画面もその迫力に力を与えていたと思う。
パンフレットによると、手術の…

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羊の雲の過ぎるとき
蒸気の雲が飛ぶ毎に
空よ おまえの散らすのは
白い しいろい 綿の列

昨日小説を読み終わって、興奮冷めやらずアマプラでレンタル………

内容についての感想は本のレビューでしてるから書かないけど映像化されると臓物と人間感情のグロテスクさがより際立つね〜〜

小説の戸田に…

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九州大学生体解剖事件を題材とした小説の映画化。
終盤の米軍捕虜に対する生体解剖(人間を生きたまま解剖する事)が強烈!肺はどこまで摘出すると命を落とすのかという実験をしていて恐ろしかった。
それ以外の…

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すし

すしの感想・評価

3.2
原作は遠藤周作
彼らは何を思い、生体解剖を行ったのか
「人間の良心なんて考えよう一つでどうにでも変わるもんや」
20240312
69
mimizukuto

mimizukutoの感想・評価

4.0

面白いけど、むちゃくちゃエグい。
そんじょそこらのホラー映画より全然怖い話だった。
モノクロ映画で良かった。こんなのカラーだったらとんでもないことになってた。
主題の生体解剖は、かなり最後の方なんだ…

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穴ふたつ

心は見えないから存在しないのか。
体を切り裂いて確かめる。
T

Tの感想・評価

-

遠藤周作原作の同名小説の映画化。
"戦争"という特殊な状況が生み出す医療倫理の崩壊。敵国の捕虜を生きたまま解剖する戦犯級の大罪を許してしまう国家。真実を追い求めるためなら妥協を許さないショッキングな…

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小説の副題、「神なき日本人の罪の意識の不在」は、現代日本人にも言い得る表現である。あなたは、神の裁きが怖くないのですか?というオランダ女性の発言はあまりに無神経に刺さり、そして金色のうぶ毛にまで腹が…

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apple

appleの感想・評価

3.7
原作がとても好きなので視聴。
全員病んでいる。逆にあの環境下でまともでいる人の方がおかしいかもしれない。
原作の方がじめっとした嫌な感じがある。
人の命の価値。
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