楢山節考の作品情報・感想・評価・動画配信

『楢山節考』に投稿された感想・評価

えのき

えのきの感想・評価

4.0

食べることは生きること。性=生。
人間も自然の一部に過ぎない。
そこに綺麗ごとは一切無い。

決して万人にお勧めできる内容ではない。
若い頃に見ていたら、性的描写や残酷なシーンへの嫌悪感ばかりが先走…

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かつての日本のどこかにあった風景なのだろう。
こうした村の風習の「湿った」感じは好きになれないけど、この残滓は自分が育った地域にもあったように思う。良いか悪いかは別として。

面白い映画ではないけど(というか今村昌平の映画は凄まじいけど面白くないと思う。あ、『うなぎ』は面白かったか)、凄い。

なぜ日本人がルールに厳しくて、それに反する人にあんなに怒るのか。真面目で静かで…

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おコ

おコの感想・評価

-
美しさのない人間の生々しい生き方だった。自然は人に厳しい。

やはり同じ自然とはいえ国によって趣が違うと思わされる既視感のある我が国固有の自然を堪能できる

村という隔絶されたコミュニティでのならわしというのは開かれた世界にいる現在の私たちから見ると異様で恐ろ…

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生き物の交尾や捕食シーンはどうやって捉えたのだろう。そこだけでも絵が強く印象に強く残っている。
圧倒的映像のスケール感
「生」というものをリアリズムに真正面から捉えている。

どんなに知識や理屈で着飾っていても、一皮剥いたら人間も皆、動物なのだ
take

takeの感想・評価

-

死が避けがたいために身近だが、しっかり重い。

群れとして生きるためには厳しく酷くあらなければならないことを痛感させられる。その中で親への思い、子への思い、罪を犯した者への思い、性への思い、食への思…

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このレビューはネタバレを含みます

因習や掟が支配する村社会に住む人々。
彼らの行動や感情が理解できないところがちらほら。
剥き出しの生と死。幾度となく動物の営みのシーンが入って動物と村人の境界が曖昧になっていく。演技や撮影に何となく…

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Ami

Amiの感想・評価

3.0
上司に勧められて見た映画。
とんでもない生々しさ。村というものの恐ろしさを感じる映画だった。
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