つまんなかったらやめよと思って見始めたら、冒頭の本物の顔ついてる狐の襟巻きにビビり(昭和初期に流行ったらしい)
いつの時代も、女の人が集まったらという描写に、ふふふとつい見てしまった。
佐野周二が…
おばさんが集まったとき特有のあの声のトーンはいつの時代も同じだな。
他人は変わらないけれども、いつも従う必要は無し。
人々の暮らし、建物など、もはや歴史史料だなと思った。
節子も生意気だけどさっぱ…
主人公の姪、おきゃんな節子のキャラクターが最高。
ロングコートを颯爽と着こなして煙草をふかし、生意気ながらも肝の座った立ち居振る舞いが格好良い。
モガを体現したような彼女、素敵だった。
頼りなさげだ…
想像よりめっちゃ可愛い話。
かかあ天下状態の妻と尻に引かれる夫、姪の節子に刺激されて夫は妻に手をあげる。喧嘩になるかと思いきや、叩かれたことを嬉しがり惚れ直す妻。いつもナヨナヨしてる夫の威厳を見るこ…
TIFF/NFAJクラシックス 小津安二郎監督週間
後期の小津は男3人が縁談の世話をするパターンが多いが本作はマダム三人 、麹町の時子(栗島すみ子)、牛込の千代子(飯田蝶子)、御殿山の光子(吉川満子…
日本映画離れしたタイトルが秀悦。そして、1937年の映画ながら、全く古びずモダンで、西洋の雰囲気がありスタイリッシュ、テンポのよいコメディー映画だ。
嫁入り前の姪が大阪から上京してきて、酒、タバコ…
こんな洒落たコメディを、日本映画のうちに見つけられるとは。桑野通子がカッコ良い。マレーネディートリッヒを意識したキャラクター造形みたい。芸者を見やる倒錯的眼差しもさることながら、妻と仲直りしてニヤ…
>>続きを読む松竹株式会社