あの手この手の作品情報・感想・評価

「あの手この手」に投稿された感想・評価

中本

中本の感想・評価

3.2
市川崑らしいモダンな小品。1952年は「お茶漬けの味」が公開された年。さすがに敵わん。
fuo

fuoの感想・評価

3.0
天真爛漫なアコちゃんが久我美子にぴったりだった。

アコちゃんに掻き乱されながらも、最後には何か加わって、元の生活に戻っていくような印象を受けた
古池

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3.7
鳥羽夫妻……良い……
鳥羽先生が素敵過ぎた。理想の夫……
アコちゃんは恐ろしい娘だとしか。若気のいたりという一言では、差っ引かれないと思う……イライラしたわ。お医者さんの野呂先生もね、素敵。
市川崑監督。
大阪が舞台で旦那が大学講師、奥さんが新聞社勤め。旦那は奥さんに頭が上がらない普通の家庭で、伊勢志摩から旦那の姪「アコ」が急に押しかけて居候する。

アコは、とにかく回りの人を巻き込み、家庭の中をあれこれ適当な事を言い引っ掻き回す。

フラストレーションが溜まる奥さんに、アコと奥さんに挟まれて右往左往する旦那。

ついにキレる旦那に、我に帰る奥さん。

その時、アコは・・。

久我美子主演。
夫の平田昭彦が亡くなった時に「久我美子の夫の」と言われてたので、気になってましたが、今回作品を鑑賞して思い出し、調べてみたらビックリ!
この人公家の出身で、女子学習院に在籍していて、東宝ニューフェイスで同期に三船敏郎と言う凄すぎるエピソードが。

で、確かに目鼻立ちも整って綺麗な人で、今作品ではお茶目な役柄で可愛いい感じです。

作品は、最初は平坦なドラマ展開ですが、アコが入ってから話に動きが加わり、ラストの辺りは結構面白いです。

ちなみに、この作品に伊藤雄之助も出ていますが、すでに結構なオジサン顔で若いうちから変わらない人だなと思いました(笑)

あと、作品の舞台が大阪で当時の風景も写っていて、生駒山上遊園地の飛行搭は、今と変わらない形で。
キよ4

キよ4の感想・評価

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家出娘の姪のアコちゃんは鳥羽家に居候 奥さんのおばさまが主導権を握っており 旦那のおじさまは尻にひかれ気味 そんなおじさまに主導権を握らせようと画策する
アコちゃんは活発で天真爛漫 やんちゃで饒舌で話はでっち上げる(嘘つきとも言う)し言動で周りを振り回す トンデモない家出娘だけどみんなから愛されるかわいい娘です
狐が馬に乗って走ってると揶揄されアはあの手のア コはこの手のコとおちょくられ 最後にはアコのアの字はアホウのアだと自嘲するアコちゃんです
モノクロ映画
ホームコメディ
みんなよく喋るそして間の取り方が絶妙で大した盛り上がりもないけど笑えて楽しい映画
鳥羽の夫婦もいいけど医者の野呂先生がとぼけ気味で絶妙な語り口で美味しいところを掻っ攫う感じ
アコちゃんと野呂先生が最高
旦那の妻に対する呼び名奥さんが素敵で微笑ましい
監督の金田一シリーズが好きだったので鑑賞。
昭和の独特な雰囲気と妙な癖のある演技が好きかどうかで正反対に評価が別れそう。
嫌いじゃないけど、これといった山場も落とし所もないから少し退屈。
最後の10分くらいが一番面白かった。
taaamami

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3.5
台風のようなアコちゃん!この時代の日本の活き活きした感じ、やっぱり好き。
natsu

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3.8
なかなか素敵な

なんで退屈しないんだろ、こんな薄いストーリーなのにな

あこちゃんの話し方、可愛すぎ

フランス映画感がちょっとだけあった
のん

のんの感想・評価

3.0


原作が、ラジオ・ドラマ『アコの贈物』。

ラジオドラマ聞いてみたい。

ラストになってやっとアコちゃんの気持ちがわかった。
女心って難しい(笑)

アコちゃんには「夫婦のことは夫婦にしかわからないのよ」って言いたい。
ろ

ろの感想・評価

4.0
「アコのアの字はどんな字書くんですか?」
「アホのアの字。アハハハッ!」

偶然TSUTAYAで見つけた今作。
「淑女は何を忘れたか」にソックリでびっくりしました。
小津さんの「淑女は何を忘れたか」が静のクスクス笑いだとすれば、今作は動のゲラゲラ笑い。
「黒い十人の女」と同じ脚本家なので、とにかく女性が魅力的!久我美子演じるアコちゃんのお転婆でウソつきで、でも憎めない可愛さが溢れていますよ。

〈あらすじ〉
大学教授の鳥羽さんは小説家志望。大学を辞めようか迷っている。しかし活動的な奥さんにはなかなか切り出せない。
そんなある日、奥さんの姪っ子 アコちゃんが転がり込んでくる。彼女は家出をしたという。夫妻はアコちゃんを家に帰そうとするが...。

私と同い年のアコちゃんはやりたい放題。
ずる賢いアコちゃんに鳥羽さんはやられっ放し。
しかし、自由奔放なアコちゃんに振り回されるのは鳥羽さんだけではありません。

ずっと家にいて退屈なアコちゃん。
そこへ鳥羽さんの教え子 秋山さんがやってくる。
すかさずアコちゃんが言うんです。
「おじ様、秋山さんがアコが退屈してるからって、大阪見物へ連れて行って下さるんですって。でもアコ、おば様に外へ出るなと言われてるからお断りしたんですけどね。どうしてもっておっしゃるから行ってくるわ!」
身に覚えのない話に目を丸くする秋山さん(笑)

やっと外に出れてアコちゃん大喜び!と思いきや、カフェに行くと秋山さんの自慢話を聞かされる(笑)呆れたアコちゃんはカメラマンの天平君に電話を掛け、彼の元に行っちゃうんです。秋山さんは置いてけぼりで(笑)

天平君との会話。
「大阪って広いわね~!」
「そうだね。いろんなやつが住んでいるからね。威張ってるやつ、弱いやつ、待ちぼうけ食ってるやつ...」
ここで画面が切り替わって、待ちぼうけを食らってタバコをふかす秋山さんが映る(笑)憎いですよ、この演出(笑)


「おば様、あんなに威張って癪ね。アコはおじ様の味方よ」
奥さんの方が力があって、いつも彼女の顔色を窺う旦那の鳥羽さん。
そんな彼をアコちゃんは情けないな~と思いながら見ている。
この状況をなんとかしたいと、アコちゃんはある作戦を思いつきます。そして実行するのですが、奥さんにバレちゃう。
都合が悪くなったアコちゃんは40度の高熱を出すのですが...。

話はでっち上げるし、何かと問題児なアコちゃんだけど、彼女のおかげで鳥羽夫妻はじっくり話し合うことが出来るんですよね。アコちゃん、ナイス!


ここまで存在感のあるキャラクターは久しぶりに見たような気がします。
小津さんのコメディも上品で大好きだけど、市川監督のコメディは色っぽさもあって華やかでいいなぁ。


「アコちゃんてねぇ。あの手のア、この手のコかい?あの手この手か。なんかそんな映画あったような気がするねぇ」
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