あの手この手の作品情報・感想・評価

「あの手この手」に投稿された感想・評価

倦怠期にある夫婦のもとへ転がり込んだ姪っ子のアコちゃんが、夫婦仲を直そうとあの手この手で余計なお節介をするホーム・コメディ。

市川崑監督作。和田夏十も脚本に携わって、セリフ過多のスクリューボールコメディになっている。アコちゃんこと久我美子が、森雅之と水戸光子の夫婦に刺激を与えて活気を与えようとするが、ただ迷惑なだけで短絡的なんだよなあ。結局、アコちゃんと関係ないところで夫婦仲が好転することになるわけだし。しかし、アコちゃんの存在がなかったら小津安二郎の亜流になっていただけかも知れない。
市川崑の映画だから女性はみんな強くて、主演男優も森雅之みたいな優男なんだけど、作風が反転してその彼が毅然とした態度を見せてからが面白いのだけど、それがかなり終盤なのが惜しい。
やぶ医者役の伊藤雄之助がええ味を出しているんだなあ。
『ゼロの焦点』の久我美子の目がくりくりしていてかわいかった。
TOTTR

TOTTRの感想・評価

3.6
私も醤油飲んだことある、、
陸上の大会に行きたくなかった
勝手に思い出した。
アコちゃんハーフみたい

アコとおじさんがかわいい
おばさまもいい
仲のいい夫婦の話で新鮮
KW

KWの感想・評価

3.8
モダンな佳作。地下鉄のザジっぽい設定。久我美子がザジのよう。ルイマルがこれ見てザジ撮ってたら面白いなぁ。
「アコはお勤めはしません。本当に生活のためにお勤めをしなくちゃならない人のお邪魔になるでしょ。」
イシ

イシの感想・評価

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わちゃっとしたコメディタッチのモダニズム風ガールズ・ムービー系邦画。
中本

中本の感想・評価

3.2
市川崑らしいモダンな小品。1952年は「お茶漬けの味」が公開された年。さすがに敵わん。
fuo

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3.0
天真爛漫なアコちゃんが久我美子にぴったりだった。

アコちゃんに掻き乱されながらも、最後には何か加わって、元の生活に戻っていく形。静かな終わり
古池

古池の感想・評価

3.7
鳥羽夫妻……良い……
鳥羽先生が素敵過ぎた。理想の夫……
アコちゃんは恐ろしい娘だとしか。若気のいたりという一言では、差っ引かれないと思う……イライラしたわ。お医者さんの野呂先生もね、素敵。
市川崑監督。
大阪が舞台で旦那が大学講師、奥さんが新聞社勤め。旦那は奥さんに頭が上がらない普通の家庭で、伊勢志摩から旦那の姪「アコ」が急に押しかけて居候する。

アコは、とにかく回りの人を巻き込み、家庭の中をあれこれ適当な事を言い引っ掻き回す。

フラストレーションが溜まる奥さんに、アコと奥さんに挟まれて右往左往する旦那。

ついにキレる旦那に、我に帰る奥さん。

その時、アコは・・。

久我美子主演。
夫の平田昭彦が亡くなった時に「久我美子の夫の」と言われてたので、気になってましたが、今回作品を鑑賞して思い出し、調べてみたらビックリ!
この人公家の出身で、女子学習院に在籍していて、東宝ニューフェイスで同期に三船敏郎と言う凄すぎるエピソードが。

で、確かに目鼻立ちも整って綺麗な人で、今作品ではお茶目な役柄で可愛いい感じです。

作品は、最初は平坦なドラマ展開ですが、アコが入ってから話に動きが加わり、ラストの辺りは結構面白いです。

ちなみに、この作品に伊藤雄之助も出ていますが、すでに結構なオジサン顔で若いうちから変わらない人だなと思いました(笑)

あと、作品の舞台が大阪で当時の風景も写っていて、生駒山上遊園地の飛行搭は、今と変わらない形で。
キよ4

キよ4の感想・評価

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家出娘の姪のアコちゃんは鳥羽家に居候 奥さんのおばさまが主導権を握っており 旦那のおじさまは尻にひかれ気味 そんなおじさまに主導権を握らせようと画策する
アコちゃんは活発で天真爛漫 やんちゃで饒舌で話はでっち上げる(嘘つきとも言う)し言動で周りを振り回す トンデモない家出娘だけどみんなから愛されるかわいい娘です
狐が馬に乗って走ってると揶揄されアはあの手のア コはこの手のコとおちょくられ 最後にはアコのアの字はアホウのアだと自嘲するアコちゃんです
モノクロ映画
ホームコメディ
みんなよく喋るそして間の取り方が絶妙で大した盛り上がりもないけど笑えて楽しい映画
鳥羽の夫婦もいいけど医者の野呂先生がとぼけ気味で絶妙な語り口で美味しいところを掻っ攫う感じ
アコちゃんと野呂先生が最高
旦那の妻に対する呼び名奥さんが素敵で微笑ましい
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