あの手この手の作品情報・感想・評価・動画配信

「あの手この手」に投稿された感想・評価

え

えの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

市川崑苦手だったはずなのに気付いたら市川崑ばかり見ている、画力の魅力への気付き、、

家出して伯母さんたちの家かき乱すのも相当な勇気だろうがそんなの微塵も感じさせないアコちゃんに惹かれつつ、、森雅之に始まり森雅之に終わる、
奥さん、という呼びかけが心に残る
醤油三合飲んでみたい
子供ができたらアコって名前つけちゃおうかしら
OKWR

OKWRの感想・評価

-
あたふたする森雅之、かき回す久我美子、落ち着いた水戸光子のキャスティングがお見事。でもちょっと飽きる。
オープニングタイトルがすでにモダン市川崑。
昭和27年でもうこのハイセンスな感じだったんですね。

複数の人物が並ぶと一人だけフォーカスがあって他の人はピンボケ状態。
これって意図してやってるんですよね?
初めて観る謎の映像でした。

昭和27年ということで、食料問題には困らなくなってきた時代。
心理学や素人文筆家というマイナーな仕事でも食える時代のお話。(二階建てのいい家に住んでいる)

妻が会社に行き、夫が家にいるという家庭。
妻に遠慮し苦手な食パンを食う、妻に寛容な夫。
でも少しだけギスギスしてる家庭内。

40歳にして夢を追いかける夫。
戦争が終わったんだからやりたいことをやる!っていう意思を感じます。年齢なんか関係ないねっていう。

家出娘久我美子さんがサザエさんぽい(前年連載開始)

古臭い独特の会話調がクセになる。

横柄な医者役、伊藤雄之助が相変わらず存在感漂わせてます。奥さん役の人も何だか面白かった。
‪倦怠期の夫婦の話で水戸光子に尻に敷かれる夫役が森雅之。そんな夫婦の仲をあの手この手で取り持とうとする姪役が久我美子なんだけど、モダンでお転婆な姪に振り回される感じとか小津の「淑女は何を忘れたか」に似てる気がする。黛敏郎の音楽も良かった。‬
浮き草

浮き草の感想・評価

5.0
あこちゃん21歳。

女給さんもいいキャラ。

久我さんがご存命なのは嬉しい。
死ぬほどすべった後には乾いた風が吹く演出これが起源てことにしていいすか
市川崑が監督を務めるホームコメディ、モノクロ作品、意外にも大映作品

【あらすじ】
共働きの森雅之&水戸光子夫妻は奥さんの方が主導権を握っている
そんな夫婦のもとに姪(奥さんの姉の娘)であるアコちゃん(久我美子)が転がり込んできます
幼い頃に母を亡くし祖母に甘やかされて育ったらしくわがままでトラブルメーカー
とにかく退屈していて刺激を求めて周囲を掻き回します、そんなアコちゃんに振り回される人々を描くホームコメディ

【感想】
シンプルに説明すると
主導権を握る鬼嫁を一喝してギャフンとさせ、主導権を取り戻すまでっていうお話かなと

とは言ってもそこまで尻に敷かれているって感じでもなく、旦那さん(森雅之)が優しすぎる&ちょっと頼りない、奥さんが有能、しっかりしすぎる、からそうなってるみたいな、あとは結婚10年っていう倦怠期みたいなのも

そんな平和な刺激のない生活を送る夫婦にちょっかいをかけるのがアコちゃん
あの手この手を使うんだけどなかなか期待した展開にはならない
それでもそのおかげか最後は旦那さんが威厳を少し取り戻すってところで終わり

久我美子のイメージからすると珍しい役だと思う、どうしてこうなった?ってくらいトラブルメーカーの虚言癖
醤油3合一気飲みって、、、死ぬよあんた
個人的には「女囚と共に」の次くらいに意外な役をしてたと思う

あとは水戸光子、望月優子もインパクトありました
2人ともキャリアウーマンで似たような感じなんだけど、望月優子の凄まじさに比べれば水戸光子はかなりマシと思っちゃう

最後に、、、一番驚いたかもな台詞に「世界人口25億」
当時だとそんなもんだったのかと、その後も現在まで物凄い勢いで増えてるんですねー
tcdmtgb

tcdmtgbの感想・評価

3.0
市中引き回しの後にさらされた首でPKしたいレベルで腹立つヒロイン

夫婦のお二人はとても素敵
靉靆

靉靆の感想・評価

3.0
こういう夫婦憧れる。。
一見すると互いに働き、稼ぎ、会話も少なく、冷めた印象に見えるのに二人の間には切れない絆があって、言葉に出さなくても繋がってる感じが良かった。
活発でハイカラでズボンが似合うアコちゃんが色々と鳥羽夫婦を掻き乱そうとするも呆気なく敗北。話し方も行動力もとってもキュートで見ていて飽きない。良いお嫁さんになりそう!

「奥さん、奥さん」と呼ぶ鳥羽。いざ取り残されると不安で仕方なくなる夫人。来る男来る男に惚れちゃう女中。そして明るくて嘘つきで愛くるしいアコちゃん。
コメディタッチで描かれるのでウキウキしながら鑑賞。
ropi

ropiの感想・評価

3.8
市川崑監督のモダンなコメディ映画。
俳優さんのオーバーな表情と絶妙な台詞の間合いが面白い。
森雅之の「奥さん」呼びは何だか可愛らしいし、アコに振り回されて思わず「どうやねんほんま」と本音が漏れるところは笑える。
伊藤雄之助と望月優子のアクの強い夫婦がいつまでも頭に残る。日頃は不満ばかり言っていても実は相合傘してキスまでしちゃうラブラブぶり。夫婦いろんな形あるんだねぇ。
それにしてもお醤油三合は危なすぎる。