こんな映画が観たくてたまらなかった。
小津とブレッソンと、時々ジャームッシュが見え隠れしているような夢のひと時。
更にアキカウリスマキによる独特な世界観が一番に広がっている。
暴漢に襲われ記憶を…
ヘルシンキ。深夜に列車でたどり着いた男は暴漢に襲われ、記憶喪失に。そして社会の底辺で暮らす人々に支えられながら、人生を一から築き上げていく。
犬映画😆
「浮き雲」でも犬はいたけど本当"いた"てだけ…
暴漢に襲われ、病院で息を引き取り、河岸に流れ着いた瀕死で記憶のない一文無しの「過去のない男」が色々と苦労を重ねる。
流れ着いた先が幸運だったのか、貧しくも温かい人々に囲まれ救世軍の助けを借りて自立を…
不思議な魅力!
うら寂れた寒そうな地域の公園で暴漢に遭い記憶喪失になっちゃう男の話!
それは、あまり裕福ではない人たちの暮らす日常を垣間見させてもらった感じと、
まるで喜劇!演劇をみている気分にもな…
【アキ・カウリスマキど真ん中】
ストーリー:3.4
芸術性:4.0
演技・俳優:3.5
演出:3.3
感情の揺さぶり:3.3
2025年76本目。
アキ・カウリスマキど真ん中という感想。正直、合う…
数年ぶりに鑑賞。哀愁漂うカウリスマキの世界観は今作でも健在。例によってドライなダイアローグは不思議と温もりをはらんでいる。そして演者の真顔に対して、なぜかこちらは破顔してしまう。
特に主人公が家宅…
© Sputonik OY 2002