花と番茶とはったい粉を売りにまわってる
八幡巻きとハモの皮をお土産に買ってくる
妹はお人よしの姉が気に入らない
妹は色々画策して男の人を騙してうまくやろうとするが騙した男から大変な目にあわされる
…
京都の年配の人は、今でも「はよ、いねや」「ねき」とか、使います。
YouTubeで見つけました。ラッキーです。
溝口健二監督。
祇園で働く芸妓の姉妹。
姉、梅吉(梅村蓉子)と妹、おもちゃ(山…
おおきに
トリュフォーやゴダールらに多大な影響を与えた溝口監督作品、初です
1937年キネマ旬報第一位の作品
男と女、そして金
白黒みてるといまの映画と男女観が違いすぎて感覚バグる。そりゃ時代的に…
まるで、川魚を素手でつかんだような、会話(ダイアローグ)の鮮度の高さ。つかまえたかと思うと、水しぶきとともに跳ねて、こぼれ落ちるように川へと帰っていく。
ある意味で、溝口健二の本領はこちら側だった…
オープニングショット、競売りの喧騒の中で、ここまで行くかと思うほどに境界を越えて突き進む横移動撮影から、やかましい音を媒介に画面を繋ぎ、そのまま滑らかに前方向へのトラッキングショットに流れていく。…
>>続きを読む少し単調な感じはあったけど、戦前にこれだけ女性の生き方を深く描いていることに驚かされる。
男性と女性の対立構造の下、生き方の選択肢が少なかった芸妓の姿が丁寧に描かれていた。
一種のファムファター…
©松竹 大谷