既にあるレビューに並んでしまうけど、
やはりカメラワークがよかった。
特に姉妹が神社にお参りに行くシーンがキュート。ぶつかってばかりな二人がそりゃそうなんだけども拍手や礼がシンクロしてるのはクスッと…
1936年の映画にしては、なかなかラディカルな映画ですね。おもちゃという名の山田五十鈴さんに出会えてよかったです。カメラワークも斬新。「世間」ということば、”社会”とは違う、日本独特の世界感がありま…
>>続きを読む当時19歳の山田五十鈴さんの既に貫禄たっぷりな体当たり演技が記録された貴重な作品。
特典映像に溝口健二監督のもとで仕事をしていた新藤兼人監督の本作へのインタビューあり。
溝口監督はきらびやかな祇…
このレビューはネタバレを含みます
姉妹両方酷い目に遭う。
女性にとって嫌な男しか出てこない。
監督の周りには恋人や夫に利用されて苦しむ女性が多かったのかもしれない。なぜ虐待される女性を題材にした映画をとったのか、溝口健二自身に興味が…
ファーストショットの横移動が既にすごい。ショットのための映画だこれは…長回しロングまたはフルショットにこだわり過ぎているのか単調に感じるところもある。とはいえそのへんの監督とは比べものにならないくら…
>>続きを読む
1936年に上映された映画です。
88年前です。もはや面白いとかそうでないとかの次元じゃない。歴史の資料を観ているような感覚です。その時代の動画作品が残っているというだけでありがたいと思わなければ…
©松竹 大谷