京都の祇園で芸妓をやりながら苦しい生活をおくっている姉妹の梅吉とおもちゃを描いていく映画
本来は90分超えの長編映画だが現存しているのは一部欠落した69分版を鑑賞
30年代のトーキー日本映画という色…
2014/7/24
芸妓の華やかな部分には全くスポットを当てず、描かれるのは貧困と隣り合わせな日常生活ばかり。その中で対比される芸妓の姉妹、姉・梅吉と妹・おもちゃの価値観や人間性の違いが非常に興味深…
男を嫌い男を上手く扱いなんとかこの祇園の世界をひっくり返して生きて行く覚悟のかっこよさと結局社会の構造として女は突き抜けることが出来ない悲哀に満ちていた。
ファーストカットのカメラからラスト付近の横…
溝口健二特有の驚くような長回しはこの頃はまだ控えめ。とはいえ、フーレム使いを見るに溝口の映画的才覚はさることながら、日本家屋の映画との相性の良さを感じた。義理に拘る姉と計算高く金を得ていく妹の対比。…
>>続きを読む贅肉を削ぎ落として(監督の意図と関係なく削ぎ落とされたものが現存フィルムである可能性があるが)短くまとまった良作だと思うけど、他の溝口作品みたいに明日に一抹の希望があるわけでもなく、死んで終わりでも…
>>続きを読む溝口健二監督の観る
芸妓の姉妹梅吉とおもちゃ。
店潰した男でも離れられない
姉が歯がゆい妹は策略練って
二人を別れさすが
脚本 依田義賢
また観る
男への情に厚い姉と男は金づると割り切
ってる…
オールドタイプの梅吉さんと、ニュータイプのおもちゃはん。
一見真逆な二人だけど結局どっちを選んだところで…というこの世界のやるせなさとしんどさが、いつまで余韻を残す。
見終えて改めて冒頭に戻ると、…
©松竹 大谷