小津安二郎作品を20世紀の映画作品の“聖“とまで呼んで愛する、ヴィム・ヴェンダースが、小津安二郎作品で舞台となる東京に実際訪れ記録した作品。
外国人から見た東京を知れるので、そういう観点でも楽しめる…
「東京物語」が撮られてから30年、小津安二郎を敬愛するヴェンダースが「東京」の幻影を追い求めるドキュメンタリー。あの「東京」はもう失われてしまった(それは「外国人の視点」ではなく、あくまで「小津作品…
>>続きを読むおじいちゃん俳優といえば笠智衆も。小津映画の世界を求めたヴェンダース監督と笠智衆のインタビューが収録。北鎌倉でおばちゃん方に記念写真撮られてる笠智衆が壮絶にかわいい…!つくづくいいひと。あヴェンダー…
>>続きを読む●'93 4/24〜30名画座公開
(初公開: '89 6/19〜)
配給: フランス映画社
スタンダード パートカラー(「東京物語」の部分のみモノクロ) モノラル
4/29 17:30〜 ギンレイ…
小津大好きな監督が東京を訪れるものの、小津作品のようなかつての情景はそこに無かったということだが、それでもそのような変わり果てた東京と向き合うことを諦めない監督の気合いを感じた。というのも、小津の撮…
>>続きを読むドイツの映画監督が小津に憧れ、小津の撮った景色を探して東京を旅する。
「映画の聖地は映像の中にだけ存在する」
「ここではなにも起きない」
「ここから見渡しても視界は全部塞がっている」
物語られた東京…
© Wim Wenders Stiftung 2014