誰かのふとした行動が巡り巡って、つながって生まれるストーリー
火種をもとにつながってゆく
明確な悪でも善でもない、ゆらゆら漂うグレーの煙みたいなお話。
きっとこの話の大枠は日常なんだろうけど、その内…
派手で迫力あるシーンがある訳じゃないのに、何故か惹き込まれ、一見なんてことない人生も一つ一つフォーカスして行くと人を惹き込む物語になるのが素敵でした。
物語が進むにつれて点と点が繋がっていくようなそ…
ミニシアターの良さを感じる一品。ユーロスペースが配給となっていたが、現在のユーロスペースで流れている映画と比べてみても、当時からユーロスペースはユーロスペースだったんだと感じる。
静かな時の流れの…
最後のオーギーの話が残る。
人は忘れずに生きていくのだと思う
それがしこりのように残る気持ちいいものではない時もあれば、誰かが救われた瞬間の残火のような時もある
それは同時に人を忘れないことに…
なかなかに複雑な背景を持つ登場人物たちの心温まる人間模様。
ブルックリンにある昔ながらのタバコ屋のおっちゃんのオーギーとタバコ屋の常連の小説家のポール、ポールが事故りそうになった時に助けた嘘つき小僧…
スモーク
街角のたばこ屋の店主の目線に軸を置いてそこから5人の人物の物語が語られる
印象に残ったのはラストのオーギーの話、嘘を纏いながらの優しさが嘘を嘘じゃなくさせてる感じがした。ポールとの語りでの…
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