成功を手放そうとする悲しき男の話。
男をそこまで金に執着させたものはなんなのか。
愛か、悲しみか、憎しみか、偽善か、優しさか。
いろいろな見方ができるとても深く、重厚な物語でおもしろかった。
憎しみ…
ものすごく良かった。
始まりからかなり引き込まれました。
信念を貫く男の元にはいつも血が流れ、だからこそ彼の成功がある。
私的にはラストはスッキリしました。
胡散臭い教祖役に彼はかなりマッチ…
20世紀初頭のアメリカ西部が舞台。石油を掘り当てて大金持ちになっていく主人公(ダニエル)と若いカリスマ教祖(イーライ)が出てきて、実はこれが現代アメリカの資本主義とキリスト教原理主義の対立構造を描い…
>>続きを読むある成功者の一代記。こうなんていうかあまり精神状態のよろしくない時に観るべきものではなかったな、と。人の妄念や欲望といった剥き出しの醜悪なものをこれでもか見せつけられるため、とにかく重い。観終わった…
>>続きを読む石油王として成り上がった男が凋落していく話。
自分の人生との共通項が見つからなかったがためか、個人的に好きな話ではない。しかし金を前にした浅ましい人間の内面と、それを表す役者の名演が凄まじい。 割と…