1942年、ナチス政権下のフランス。
レジスタンス運動を行うリノ・ヴァンチュラは、逮捕されるが隙をついて脱走。
仲間と合流し、密告した裏切り者を処刑する。
対ナチスというより、フランス解放のためにど…
監督の『モラン神父』ではドイツのフランス占領から撤退までがかなりあっさりと描かれていたが、本作は4年間に及ぶレジスタンスの生き様を、みっちり2時間半かけて描く。
憎むべき敵はひとつのはずなのに、その…
第二次大戦中のナチス占領下のフランスレジスタンスをジャン=ピエール・メルヴィルが映画化
淡白でリアリズムあるショットや後の北野武映画等に影響を与えた黒みがかったブルーがとても印象的
捕虜を銃で走らせ…
ここまで乾いた物語を乾いたタッチで描くにも関わらず、何故ここまで美しくいられるのか。
ゲリラで撮ったという凱旋門の行進シーンだが、正直このシーンが無くとも物語は成り立つ。『海の沈黙』との作風の異な…