力を持つものがその場限りの真実を語る。登場人物の当事者、助けようとする者、見ている者、報道するもの、そして操るもの、その中に形ある正義は無い。ただ、この悲劇のなかで心を痛めた者のなかには正義や反戦の…
>>続きを読む戦争の縮図をこれほどうまく表した映画はないと思う。戦争の当事者となる兵士と、それを動かす政治や権力は剥離しているのに、憎しみは悪戯に膨張し、理性の外側であっけなく破裂する。敵と味方という二元論に収ま…
>>続きを読む国、民族の対立を個人対個人という一番小さな単位に落とし込んで時折ユーモラスなやり取りも交えながら戦争の愚かさを描いている。
前線に立つ兵士たちは、政治的な大義名分というより、戦争を続ける中で増幅した…
こういうメッセージ性のある映画好きなんだけど、これはハマらず。
監督のしてやったり感を感じたり…ナルシストというか、チャラいというか。
他のレビュー見ると評価高いし、ちゃんと観れてないのかな?
…
勉強不足なのは承知しているが、やはり極東に住んでる人間にはボスニアとかコソボとかのバルカン半島の紛争はいまいち分かりにくい。それも含めた上で大変興味深くユーモラスに描いてる部分も秀逸だと思う。そうラ…
>>続きを読む何よりも紹介したい映画がこれである。
「傍観は加勢と同じ」このセリフはこの映画が伝えたいメッセージだと思った。見てるだけ・興味ないという行為がいかに重罪であるかを訴えている。国家が作り出した理由な…