テオ・アンゲロプロスの美しくも、残酷な姉弟の旅。二人の目的地は霧の中で、行けども見えてこない。それは二人の人生そのものではないのか。脚本に、「ユリシーズの瞳」「ノスタルジア」のトニーノ・グエッラ、「…
>>続きを読むタルコフスキー作品から会話を極限まで削ぎ落としたような感じ
芸術路線なのは分かってるんだけどそれにしても主役2人の心情が分かるようなカットが少すぎるというか、遠景+長回しの弊害で顔のアップもほぼなく…
これ以上の映画は自分の中で今後もないと思うけど、あったら困るので4.9。今まで何度も5点つけてるが一度つけ直すか。感想は書きたいけど言葉にすると安っぽくなってしまいそうだから書かない。ちゃんとした言…
>>続きを読むファンタジックな映像表現、厳しい現実を突きつける寓話。
どことなく死が漂う灰色の世界が残酷で、美しかった。
遠くからの長回しショットが印象的。
子どもたちの小ささ、旅の途方のなさが強調され、時間を…
大人びた少女と幼いながらにたまに心を理解して寄り添ってくれる弟のチビっ子二人が可愛い。周りが大人ばかりなので余計にちんちくりんな感じが目立つ。
二人を救ってくれたジーパン親切青年は本当にありがたい存…