社会的な弱者を描くダルデンヌ兄弟監督作品。
ケン・ローチ監督と同じテーマですが、そこに批判性はないんですよ。とても客観的。ハンディーカメラ主体のドキュメンタリー風の作風だから余計そう感じるのかもし…
ラストの非凡さ。観おわってナットク。
すさんだ心の少年に、この面構えをキャスティングしたくなった狙いは、わかりやすくて、賛否どっちでも。
けど、都合よく (記号的なぐらいに) 優しくしてくれる女性…
このレビューはネタバレを含みます
3ヶ月程TSUTAYAで借りられてて見れなかった映画を念願の鑑賞。
この兄弟監督の"人に付いていく視点"によるアングルは本当痺れる。登場人物に肩入れさせる画力が半端じゃない。
自転車は少年自身と向き…
自分を施設に預けた父親を必死に追い求める11歳のシリル
はっきりと拒絶しない父親は理解できないシリルを何度も突き放す
父親の自信のない優柔不断さがとても残酷
対して里親のサマンサは恋人にキレられて…
何回観てもモヤモヤする
愛情に飢えている子どもにはどうしてあげたら良いのかな
都合が悪いと怒鳴ったり見捨てる
そんな相手でもすがりたいし、執着するから余計嫌がられる
どんな親でも子どもは、親といた…