バビロンの陽光の作品情報・感想・評価

『バビロンの陽光』に投稿された感想・評価

2003年、イラク北部クルド人地区。フセイン政権の崩壊から三週間後、、行方不明になった子を探す老母とその孫。

「スクリーンを涙で包み、全世界の心を動かした傑作」なんてパッケージに書くと期待値が上が…

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ご老体と少年、どちらにとっても苦難の道だっただろう旅の終わり方としてはまさに最悪の部類なんだろうけど……何というか、混乱した情勢にありながらも優しさが垣間見える点に救いを感じたり。その優しさの根底は…

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@シルバー劇場
Aoyoao
4.4

2003年、フセイン政権崩壊から3週間後のイラク北部が舞台。
少年が祖母を連れて、父が投獄されたナシリヤ刑務所を目指す旅に出る。

バグダッドから古都バビロンへ、父を探す旅は、刑務所から集団墓地へ。…

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4.0

孫の汚れた顔を洗い、シャツを着せてあげるおばあちゃん。
旅先でみかんをくれる見知らぬおじさん。
その思いやりにどれだけの希望が満ちているか。
戦争が生み出す不条理とその先にある計り知れない悲しみに言…

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3.5

イラク内線時に強制的に兵士として狩り出され行方知れずとなった息子を探すために千キロ余りヒッチハイクし、バスを乗り継ぎ、存命の手掛かりを求め続けるクルド人老母と息子の子供。
しかし、現実はまことに厳し…

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フセイン失脚直後のイラク北部。父を尋ね荒涼とした景色を祖母と孫がゆく。辛い旅だが捜さずにはいられない。彼らには辿り着いた集団墓地には膨大な行方不明者達の骸が。黒チャドルの女達の慟哭。少年演技に感動。
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記憶なし
祖母が孫に向ける眼差しの柔らかさと切なさ

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