バビロンの陽光に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「バビロンの陽光」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

2011年07月06日@シネスイッチ銀座
[あらすじ]
フセイン政権崩壊から3週間後のイラク、クルド人の老婆は戦地から帰らない息子を探しに、その息子にあたる孫のアーメッドとともに捕虜が収容されている…

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来夢

来夢の感想・評価

4.3

無口で少し怖い祖母と二人、戦場に出たまま帰ってこない顔も知らない父を探す。その旅の中で二人は徐々に心を通わせて行く。
なんともやるせない悲しさの中にある確かな優しさ。 
普通のヒューマンドラマではな…

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フセイン政権崩壊後、祖母とともに少年が父を探す旅の中で、戦争と政治的混乱によるイラクの疲弊と復興への兆しがロードムービー調に痛々しくもみずみずしく描かれている。

イラクという土地とそこに住む人々に…

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peanutchy

peanutchyの感想・評価

4.6

自分が理解していたのは結局表面的かつ一部であって、それも報道による偏った側面だけだったのかもしれないと気づかされる。理解していた「つもり」だったに過ぎない。世界を知るってことは重要なこと。少しずつで…

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takujuro

takujuroの感想・評価

4.2

イラクの街や人々が映っている
こんな感じなのか
この世界の片隅にを見た感覚と似てる
こういうものを見るたびに自分が触れたことのない物事は字面だけで理解していた気になってるのだということを気づかせてく…

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巨峰

巨峰の感想・評価

4.1
イラク戦争のあと、行方不明の父を捜して、男の子がおばあさんと戦争の傷跡の残ったイラクの街々を彷徨う。

砂の混じった風が黄色い。
木葉

木葉の感想・評価

4.4
この映画に出会えて良かった。
涙が止まらなかった。
息子を失う悲しみ、戦争の惨さ、
どこにもぶつけようのない憎しみ、
日本の3.11とも重ね合わせた。

私はクルド人の老婆です。戦争で何年も行方不明になったままの息子を探しに、田舎(イラク北部)から、ナシリア(イラク南部)という町に向っている所です。その町には戦争捕虜を収容している刑務所があると聞いて…

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ミチ

ミチの感想・評価

4.8

舞台は2003年。フセイン失脚から3週間後のイラク北部クルド人地区。

母親を失い、父親は戦地から戻らない。
12歳のアーメッドは老いた祖母に連れられ、父親を探す長い長い旅に出る。

監督は俳…

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