はるか、ノスタルジィに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『はるか、ノスタルジィ』に投稿された感想・評価

 ノスタルじじぃがノスタルジーで再起する話。

 まとめるとこんな感じだが、それを大林宣彦監督が撮るとマジックがかかると、極端な虚構世界の個人的な話が普遍的なエモーショナルを持った物語となる。不思議…

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大林宣彦の中では例外的に好きな映画。いつも通りめちゃくちゃなんだが普段より完成度が高く破綻の魅力に溢れているというか。拙いがやってることはダニエル・シュミットにも通じると思う。

あと小樽の街並みが…

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山中恒の、映画のための書下ろし小説を、大林宜彦が監督した。作家が、高校時代の自分と一緒に記憶を辿る。
試写にて

尾道シリーズから場所を小樽に変えて少女向けロマンス小説家が青春時代の封印された自分の分身と向き合うほろ苦い大林宣彦ファンタジー。小樽の街並みや登場人物たちを寄りと引きの映像駆使して2人の男(勝野洋・…

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324
3.7

自己同一性・解離性、追憶と幻影、交錯する過去と現在、迷宮的記憶の放浪、叙景。と、大林宣彦映画に通底している要素に溢れる。そして大林宣彦映画は風景のショットがとてもいい。勝野洋と石田ひかりが丘を駆け降…

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3.5
大林宣彦の夢見がちな感じは好きなのだけど、中年男性が前面に出てくるとロリコンおじさんだるっ…ってなってしまうのがきつい
パパ活って思っちゃったなあ。
最後に本を立て掛けるの粋で好き。
odyss
3.7

【石田ひかりの魅力が満開】

大林宣彦監督作品、1992年作。 

中年男向けのメルヒェンといった趣きの映画である。少女小説で売れている中年作家(勝野洋)が、高校生時代を過ごした小樽に久しぶりに旅し…

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同郷で懇意の挿絵画家の死をきっかけに数十年ぶりに故郷へ帰った小説家が、転んでコートを汚してしまったのを世話してくれた少女と一緒に町をめぐる事になるが・・・


ファンタジーであっても、むしろファンタ…

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よね
3.5
石田ひかりがこんなに魅力的なのは、
大林宣彦の力によるところが大きいと思う。

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